CAMMOCが、暮らしに寄り添う“ながら防災”を体系的に学び、フェーズフリー時代に対応するオンライン講座「ながら防災スタート講座」を、9月より提供開始する。
講座開講の背景
近年注目される“フェーズフリー”の考え方は、日常で使うものが災害時にもそのまま役立つという発想。しかし実際には、「聞いたことはあるけれど、どう取り入れていいかわからない」という声も少なくない。
とくに女性や子育て世代は、家族や暮らしを優先するあまり、自分自身のケアや備えが後回しになりがちで、家庭全体の防災も優先順位が下がりやすいということも。
“ながら防災”は、アウトドアの知恵や日常の工夫を活かしながら、自分と家族の備えを無理なく整えていく方法として注目されている。今回開講される「ながら防災スタート講座」は、その実践法を体系的に学べるプログラムとして企画されたという。
防災を自分ごと化できる講座
「ながら防災スタート講座」は、命を守る意味や「自分が大切にしたいもの」を見つめ直し、防災を自分ごと化できるのが特徴。自宅周辺の環境把握や壊れない家づくりといった、大前提でありながら後回しにしがちな部分も、“ながら防災”の視点で暮らしの延長線上から見直せる。
掃除や食事など日常の手間をラクにしながら、同時に災害にも強くなる暮らし方を身につけられるママにとって「助かる工夫」が、そのまま災害時にも役立つ仕組みであることを体感しよう。
単なるリストでは分かりにくい防災バッグやポーチも、“自分ごと化”した視点から選び直し、本当に使えるものを揃えることが可能だ。
講師は2人のママ防災士

左:三沢真実さん/右:内舘綾子さん
講師はともに防災士であり、20年以上のキャンプ経験を持つママ、三沢真実さんと内舘綾子さん。
アウトドアで培った知恵と子育て世代ならではの視点を活かし、「暮らしに寄り添う防災」を提案している。
また、共著『ラクして備える ながら防災 フェーズフリーな暮らし方』を辰巳出版より出版している。
防災バッグの作り方やローリングストック法など、仕事や家事育児に忙しい中でも“ラクして備える”アイデアやヒントが紹介されている内容だ。
約1時間の動画コースで“ながら防災”を学ぼう
9月1日(月)から始まる「ながら防災スタート講座」は、約1時間の動画コースで、防災の基本を自分の暮らしにどう活かすかをわかりやすく学べる入門編だ。
同講座は、今年3月からモニター運用を実施。「ハザードマップを見たことがなく。何から始めればいいかわからなかった」という40代女性は、受講後、家族と避難経路を確認し、家の備えも整えられるようになったそう。「家族も一緒に防災を考えるきっかけになりました」とコメントを寄せている。
「防災バッグを買ったまま中身を確認していなかった」という30代女性は、講座を受けて、自分らしい防災バッグを作り、普段から持ち歩けるポーチを完成させたそう。「“やらなきゃ”が“楽しい”に変わったのが意外でした!」と感想を寄せた。同講座の満足度アンケートでは、受講生の100%が「満足」、90%が「友達にも勧めたい」と回答しているそう。
10月1日(水)には、動画+月1回のZoomセッション(3カ月伴走型)の「ながら防災実践講座」をリリース。受講生同士のシェアや講師からのフィードバックを通じて、自分に合う備えを無理なく整えられる実践型コースだ。
CAMMOCについて
「ながら防災スタート講座」を企画したCAMMOCは、アウトドア誌『ランドネ』の連載「キャンプしてたら防災できた!」や、鎌倉FM KAMAKURW GOOD MORNING KAMAKURAのレギュラー出演「CAMMOCライフアクション」などを通じて、“暮らしの延長線上にある備え”を発信してきた。
その背景には、長く積み重ねてきたキャンプ経験があり、アウトドアで培った知恵や道具が防災に役立つことを実感し、その視点を暮らしに結びつけて伝えている。
現在、公式LINEにて「ながら防災」の入り口となる無料動画を配信中。気軽に取り入れられる工夫を知ることができる。
交流会やキャンプイベントを開催予定
今後CAMMOCは、これまでの経験を活かし、受講生と焚き火を囲むリアル交流会や、防災の視点を取り入れたキャンプイベントも展開予定。楽しみながら自然に防災力を高められる場をつくり、暮らしに寄り添う備えをさらに広げていくとしている。
「ながら防災スタート講座」で、アウトドアの知恵を暮らしに活かす“ながら防災”スキルを習得してみては。
CAMMOC公式HP:https://cammoc.com
(佐藤ゆり)
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