【神奈川県横浜市】伝説のラーメン職人・嶋﨑順一氏が11年ぶり首都圏へ「ロックンスリー」がラー博に登場

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“鶏と水のラーメン”と“昆布水つけ麺”の始祖として知られる伝説のラーメン職人・嶋﨑順一氏が、11年ぶりに首都圏に戻り、9月25日(木)に「ロックンスリー」として新横浜ラーメン博物館に出店することが決まった。

嶋﨑氏の経歴と革新的なラーメン


1965年、東京都町田市に生まれた嶋﨑順一氏は、16歳でラーメン作りを始め、1989年には相模原で創作料理店「酔いDON」を開業。その後「キリン食堂」での個性的な一杯が注目を集め、支那そばやの佐野実氏との出会いを経て、ラーメン職人として生きる決意を固めた。


2005年、相模原に「69’N’ROLL ONE」を開業し、香味野菜を一切使わず、鶏と水だけで旨味を極限まで引き出した“鶏と水のラーメン”で業界に衝撃を与えた。

さらに2006年には“昆布水つけ麺”という革新的なスタイルを打ち出し、日本のラーメン界に新たな歴史を刻んだ。

2014年に関西へ拠点を移してからも挑戦を続け、日本のラーメンシーンに影響を与え続けてきた。


そして2025年、11年ぶりに首都圏へ帰還。新横浜ラーメン博物館に「ロックンスリー」として再び挑戦の舞台に立つ。

嶋﨑氏が生み出した究極の一杯


比内地鶏との出会いから生まれた「鶏と水のラーメン」は、香味野菜を一切使わず、鶏と水だけで旨味を極限まで引き出した一杯。

シンプルだからこそ調理は難しく、毎日の鶏の状態を見極めながら火加減を何度も調整し、厚みのあるスープを作り続けてきた。

今回のラー博出店にあたっては、比内地鶏に加え、全国各地の地鶏を日替わりでブレンドし、これまでにない新境地の「鶏と水のラーメン」を披露する。

超純水(RO水)を用いることで旨味を引き立て、醤油ダレには11種類以上をブレンド。国産小麦を使った理想の麺と、そぎ落としたシンプルな具材がその味を際立たせる。


2000年代に濃厚つけ麺が主流となる中、嶋﨑氏は真逆の発想で「鶏と水」を活かしたつけ麺に挑戦した。その答えが「昆布水つけ麺」だ。

麺を覆うグルタミン酸豊富な昆布水と、鶏スープに含まれるイノシン酸が口の中で融合し、究極の旨味を生み出している。

使用する昆布は羅臼や利尻を中心に5種類以上。バランスを重視し、とろみや塩分を抑えた独自の配合で仕上げている。


薬味やスープ割りなど多彩な食べ方も魅力のひとつ。なお、オープン当初は「鶏と水の醤油ラーメン」に専念し、昆布水つけ麺は準備が整い次第、限定で提供する予定だ。

オーナーからのメッセージ


嶋﨑順一氏は「ラー博は、ラーメンと真剣に向き合うきっかけを与えてくれた場所であり、ラーメン職人にとっての聖地です。独立してから20年、ラーメンを作り始めてから44年。これまで培った知識と技術をすべて注ぎ込み、過去最高の『鶏と水』と『昆布水つけ麺』を皆さんにお届けします。そして、首都圏のラーメン地図を塗り替えるだけでなく、世界のラーメン地図をも変えていくという意気込みで、ラーメンでロックします!!皆さん、9月にラー博でお会いしましょう」と熱い思いを語っている。

新横浜ラーメン博物館について


新横浜ラーメン博物館は「全国各地のラーメンを飛行機に乗らずに食べに行ける」をコンセプトに、国内外から選りすぐりの銘店が軒を連ねる世界初のラーメンのフードアミューズメントパーク。


地下1階〜地下2階に広がる「ラーメンと夕焼けの街」は、ラーメンの歴史と昭和の庶民的な生活の変わり目となった「昭和33年」の街並みが再現されている。

1階にはラーメンの文化と歴史を学べる展示コーナーや、伝統的な製麺技法で麺を作る「ラーメン作り体験」(要予約)、自分だけのカップラーメンを作れる「ラー博スゴメンラボ」など、ラーメンを食べるだけでなく、様々な角度から堪能できる施設となっている。


入場料は、大人450円、小中高校生100円、シニア(60歳以上)100円、小学生未満は無料。営業時間は、平日が11:00〜21:00(L.O. 20:30)、土日祝が10:30〜21:00(L.O. 20:30)となる。

伝説の職人が再び放つ、究極の一杯を味わいに、新横浜ラーメン博物館へ立ち寄ってみては。

■新横浜ラーメン博物館
住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
営業時間:平日 11:00〜21:00(L.O. 20:30)、土日祝 10:30〜21:00(L.O. 20:30)
公式HP:https://www.raumen.co.jp
公式note:https://note.com/ramenmuseum

(※)嶋﨑 順一氏の経歴、淡麗系の系譜について、鶏と水のラーメン、昆布水つけ麺の誕生秘話については、新横浜ラーメン博物館 RAMEN MUSEUM公式noteにて確認できます。

(丸本チャ子)

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