AOC(エー・オー・シー)は、地域の未来を担う人材育成の一環として、大学生が主体となって運営するカフェプロジェクトを始動。9月13日(土)にカフェ「en.」(エン)がグランドオープンする。
大学生がゼロから形をつくるカフェ
石川県では近年、若者の県外流出が進み、起業や専門人材の不足が課題として顕在化している。AOCは、「人をただ派遣するのではなく“育てる”企業」として、地元に根ざす若者の挑戦を支援し、地域経済の活性化と人材の定着を目指している。
プロジェクトに参加したのは、石川県内の大学に通う8人の学生たち。プロジェクトには星稜大学の村上教授も指導役として伴走し、学生一人ひとりの挑戦を支えている。
カフェプロジェクトに参加した学生らは、企画立案から運営準備、実際のサービス提供までを自分たちの手で進め、ゼロから形をつくる貴重な体験を積んでいる。

ガレットとフレンチトースト(開発段階)
メニューは、「フレンチトースト」950円、「ガレット」700円等が販売される。
プロジェクトに参加している大学生は、「プロジェクトに加入してから約1年、失敗や壁にぶつかることも多くありました。しかし、その分得られたものは大きく、自分自身の成長にも繋がりました。こうして残ってくれたメンバー、新しく携わってくれた仲間と共にこの事業を成功させたい気持ちでいっぱいです」と話している。
学生同士が自然に交流し、つながり合える場所に
カフェ「en.」は、学生たちがこれまで学んできた知識や経験を“実践”として活かす場であり、同時に、学生同士が自然に交流し、つながり合える空間を目指して誕生した。
店舗内では、学生の個性や想いが込められた作品の展示も行い、それぞれの表現が訪れる人々の心に響くような場づくりを大切にするという。
店名に込められた想い
店名の「en.」には、“縁”という言葉の意味が込められている。異なる専門や立場を持つ多様な学生たちが集い、互いに影響し合いながら人と人がつながっていく、そんな「縁の場」を育んでいきたいという想いから、このプロジェクトはスタートした。
AOCは、訪れるすべての人にとって、そして関わる学生にとっても、「新たな出会いや気づきが生まれる場所」となることを心より願っているという。
カフェスペースを利用したい人を募集中
「en.」では、カフェスペースを利用したい人を募集している。飲食を楽しみながら、企画実現やコラボも大歓迎とのこと。興味のある人は、公式InstagramのDMから問い合わせてみよう。
AOCの取り組み
AOCは、人と企業の成長をサポートする総合人材サービス企業。1991年に石川県金沢市に本社を設立し、北陸を中心に大阪・滋賀・静岡・愛知など全国10営業所、研修施設3拠点を展開し、主に労働者派遣事業、アウトソーシング事業、職業紹介事業を行っており、人材育成に積極的に取り組んでいる。
現在、約1,200人のスタッフが製造業を中心に約200社の企業で活躍中。近年進行しているAI・ロボット化に対応するため、製造現場での機械保全を行う人材の育成を進めている。
また、IT人材不足に対応するために、2024年2月には石川県金沢市にITアーキテクト人材養成校を開校した。今後も同社は、地場産業の発展に寄与し、持続可能な社会を実現するための活動を継続していくとしている。
大学生8人がゼロから創るカフェ「en.」をチェックしてみては。
■en.
住所:石川県金沢市朝霧台2丁目19-2 Monte朝霧台c号
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜日
en.公式Instagram:https://www.instagram.com/en.aoc
(yukari)
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