大分県別府市に拠点を構えるこんぺいとう企画が、9月14日(日)に大阪市で開催される「文学フリマ大阪13」に出展することが決定。詩人・エッセイストであり、こんぺいとう企画の理事長・豆塚エリ氏による既刊作品の販売に加え、スタッフによる新作も展示・販売される予定だ。
こんぺいとう企画について
こんぺいとう企画は、重度障害のある詩人・エッセイストの豆塚エリ氏を発起人として、2023年12月14日に設立。障害や病気のある人のための学びの場となるオンラインライタースクールと、就労の場となるメディアサイトを開設し、2025年1月より障害者雇用の求人サイトを新事業としスタートした。2025年度は、就労継続支援B型事業所として運営を目指している。
今回、こんぺいとう企画は「文学フリマ大阪13」に出展する。
文学作品展示即売会「文芸フリマ」
「文学フリマ」は、2002年に東京でスタートした文学作品展示即売会。作り手が「自らが文学と信じるもの」を自らの手で販売するという理念のもと、既存の出版業界の枠にとらわれない自由で創造的な文学表現の場として全国に広がってきた。
大阪では2014年から毎年開催されており、今回で13回目を迎える。小説、短歌、詩、評論、エッセイ、戯曲、ノンフィクション、翻訳、写真集、イラスト集など多種多様なジャンルの作品が一堂に会し、プロの作家から文学初心者まで、あらゆる文学愛好者が参加する開放的なイベントだ。
会場では、数百のブースが文学作品を展示販売し、普段出会えない珍しい作品や新人作家の才能に触れる機会を提供する。関西の文学シーンを支える重要なイベントとして、毎回多くの文学ファンで賑わっているという。
また、「文学フリマ」の最大の特徴は、作者と読者が直接対話できること。作品の背景や創作秘話を直接聞くことができ、書店では味わえない新たな文学体験を提供している。
人工言語を使った絵本の展示・販売も
こんぺいとう企画は、「文学フリマ大阪13」のブース「た-15〜16」での出展を予定。詩人・エッセイストである豆塚エリ理事長とスタッフが、来場者を出迎える。
同ブースでは、豆塚エリ理事長によるエッセイ『しにたい気持ちが消えるまで』をはじめとする既刊作品の他、スタッフによる人工言語を使った絵本も展示・販売される予定だ。
「文学フリマ大阪13」は入場無料。この機会に足を運び、気軽に文学の世界を楽しんでみては。
■文学フリマ大阪13
開催日時:9月14日(日)12:00〜17:00 最終入場16:55
会場:インテックス大阪2号館
住所:大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102
アクセス:大阪メトロ中央線・ニュートラム「コスモスクエア駅」より徒歩約13分
入場料:無料
詳細:https://bunfree.net/event/osaka13
こんぺいとう企画HP:https://kompeito.org
(佐藤ゆり)
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