「鳥取の魅力発掘・発信に関する勉強会」は、首都圏のZ世代の若者が鳥取市で滞在、交流しながら地域の課題解決や魅力発掘・発信を行う「雛鳥プロジェクト」を、鳥取県鳥取市用瀬町で2026年1月9日(金)〜1月12日(月・祝)に実施する。参加者の申込は10月5日(日)まで。
Z世代による伝統文化の保存・継承と地域交流

地元住民との交流風景
鳥取の魅力発掘・発信に関する勉強会は、首都圏でメディアや地域PR、広告などに関わる人で構成されている会だ。雛鳥プロジェクトは、これまで鳥取と縁が無かったZ世代の若者が鳥取市用瀬町に滞在。地域の伝統文化「流しびな」の製作体験や記録を通じて伝統文化の保存・継承の支援を行ったり、地域住民と交流をしたりして鳥取の魅力を発掘・発信する。用瀬町でのプロジェクト開催は3回目。

地元住民との交流風景
参加者から地域へのフィードバックとして、伝統文化の技術や魅力を記録・編集した写真や動画を提供。また地域の魅力として感じたこと、魅力の発信方法などについても発表する。地域の受け入れ団体から参加者に「ふるさと認定証」を贈呈し、地域との関係性を築くとともに、フィールドワーク終了後も鳥取の伝統文化の支援や魅力発信を担う。
伝統行事・流しびなを通じて地域の魅力を発見し発信

流しびな
流しびな行事は、用瀬町に古くから伝わる風習で、旧暦の3月3日に男女一対の紙雛を桟俵にのせ、無病息災を願い千代川に流す行事。美しい着物で着飾った子供たちが、手を合わせて願いを込める。また行事の当日は、町内の各家庭に受け継がれているひな人形が公開され、来訪者をもてなす。

流しびなの製作体験
プロジェクト参加者は、行事に協力しながら地域住民と交流を深め、参加者ならではの視点・感性で鳥取の魅力を発掘してもらうのが狙い。プログラムを通じて感じた鳥取の魅力をSNSで発信し、成果発表会の場などでも披露する。
参加体験記はプロジェクトのnoteに掲載

雛鳥プロジェクトのプログラム表
プロジェクトの参加対象者は、首都圏在住のおおむね18~25歳の人で、鳥取に興味がない、またはこれまで興味がなかった人。また条件として、「地域住民とのコミュニケーションをとるのが好きな人」「スマートフォンやパソコンなどを使っての写真や動画の編集が得意な人」「SNSにより、地域の情報を発信できる人」「プログラムの参加体験記が書ける人」のすべてを満たすことが挙げられている。なお、参加体験記は雛鳥プロジェクトのnoteに掲載する。
鳥取までの往復交通費、宿泊費は主催者側が負担。鳥取県内での移動に係る経費、保険代、体験費用、食事代等は参加者の負担になる。また、鳥取県からの補助を得て実施するプロジェクトであるため、鳥取県「ふるさと来LOVEとっとり」への加入が必要だ。加入費等は無料。
募集定員は4人程度。必要事項を記入して申込フォーム、または電子メールで申込をする。氏名、年齢、所属、住所、出身地、電話番号、メールアドレスに加え、400~800字程度の応募理由が必要だ。申込期限は10月5日まで。応募多数の場合は、書類選考とweb面接により参加者を決定する。

用瀬町の受入団体・週末住人
鳥取市用瀬町に滞在し、伝統行事や住民との交流を通じて用瀬町ならではの魅力を発掘し、発信してみよう。
■雛鳥プロジェクト
開催日:2026年1月9日(金)〜1月12日(月・祝)
定員:4人程度
申込期限:10月5日(日)
雛鳥プロジェクトnote:https://note.com/tottorihinadori
メールアドレス:tottorihinadori@gmail.com
申込フォーム:
https://forms.gle/jYK9mLnXsW95vmbi6
(淺野 陽介)
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