広島県尾道市の食とアートと映画の文化発信拠点「猫の横丁@長江CUBE」で、9月20日(土)から、少女漫画家・猫十字社氏の原画展「猫十字社『小さなお茶会』マンガ超原画展」を開催中だ。
『小さなお茶会』の作品世界に浸る“読む原画展”
猫十字社氏は、1978年に白泉社『花とゆめ』にて『天使の一日』でデビュー。『花とゆめ』で9年間、ほのぼのとやわらかなタッチで、ぷりんともっぷという猫の夫婦の生活を描いた『小さなお茶会』を連載し、人気を博した。
『小さなお茶会』は、優しく美しく描き取られた世界に、詩情あふれる物語が紡がれる、80年代少女漫画のショートストーリーの金字塔。数ページの中に唯一無二の世界が結晶し、独自の言語感覚で読者の心をストレートに揺さぶった伝説のメルヘン作品が、いま時を超え、猫の街として知られる尾道に新たな感動を運ぶ。
「猫十字社『小さなお茶会』マンガ超原画展」では、作品世界にどっぷり浸る圧巻の“読む原画展”として、前後期の会期を通じて、『小さなお茶会』を中心に原画を500点以上展示する。
会場では、トートバッグやステーショナリーなどの「猫十字社『小さなお茶会』マンガ超原画展」オリジナルグッズを順次発売。

「ぷりんともっぷのプリントマシュマロ」432円(税込)
プリントマシュマロを購入した人には、
くじ引きでプニプニ付箋がプレゼントされる。

『このマンガがすごい!comics 愛蔵版 小さなお茶会 上』3,300円(税込)
また、9月19日(金)より、宝島社から『このマンガがすごい!comics 愛蔵版 小さなお茶会』上・中・下巻を販売。会場で愛蔵版を購入した人は、特典として購入1冊ごとに1枚、オリジナル複製原画ポストカードがもらえる。
「猫十字社『小さなお茶会』マンガ超原画展」の展示場の一室には、『小さなお茶会』の世界観を再現したティールームも開設。1時間単位で貸し切り利用ができ、利用者専用「小さなお茶会セット」メニューを楽しむことができる。
ファンの集いを開催
10月18日(土)には、作家・猫十字社氏を囲むリアル“小さなお茶会”イベントとして、ファンの集い「猫十字社と小さなお茶会&音楽会」が開催される。
作家とともにテーブルを囲むお茶会空間で、1993年に発表された『ピアノ連弾のための組曲 小さなお茶会』の生演奏を楽しむことができる。猫の横丁オリジナルのお茶とお茶菓子も用意される予定だ。イベントの詳細およびチケット予約に関する情報は、後日Instagramにて発表される。
イベント概要
「猫十字社『小さなお茶会』マンガ超原画展」の会期は、前期が9月20日(土)〜10月19日(日)の期間、後期が10月23日(木)〜11月20日(木)の期間で、会期中は無休。前期・後期で展示の入れ替えが行われる。
会場は、「猫の横丁@長江CUBE」の「33言動」と「classroom」。入場料は大人(中学生以上)1,500円、小人(小学生)700円、未就学児は無料となっている。
「猫の横丁@長江CUBE」について
「猫の横丁@長江CUBE」は、2023年に閉寮となった尾道海技専門学院長江寮を再生した施設。
元食堂を「gallery ca:temporary」(イートインのできるギャラリー)、3畳1間の部屋が33室並ぶ寮棟を「33言動」(ショップ&スタジオ)、
元教室棟を「classroom」(イベントスペース)として少しずつリノベーションを進めている。現在、「gallery ca:temporary」は毎日営業中。「33言動」「classroom」はイベント時のみ開放している。
また「猫の横丁@長江CUBE」では、猫にまつわる雑貨やアートの販売、猫にまつわるワークショップ・イベントを行う猫の横丁プロジェクトも展開している。
猫十字社氏の伝説のメルヘン作品『小さなお茶会』の生原稿やカラー原画など、500点以上を展示する“読む原画展”を楽しんでみては。
■猫の横丁@長江CUBE
住所:広島県尾道市長江1丁目3番24号
営業時間:10:00〜17:45
定休日:不定休(会期中は無休)
Instagram:https://www.instagram.com/nekonoyokochonagaecubej
猫十字社『小さなお茶会』マンガ超原画展:https://www.nekoyoko.jp
※イベント内容、時間等は予告なく変更になる場合がある。
(yukari)
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