平安時代の調香を再現したシリーズの新作スティック香「KIKKA」発売

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Project Feliciaが運営するお香ブランド「Bridge and Blend(ブリッジアンドブレンド)」は、秋を彩る菊の香りのスティック香「KIKKA」を発売する。9月9日(火)12:00から公式オンラインショップにて予約販売を開始し、9月12日(金)より発送予定。

平安時代の調香を再現したお香

「Bridge and Blend」は、2021年4月18日の「お香の日」にクラウドファンディングにてリリースされたブランドだ。


平安時代を代表する「六種の薫物(むくさのたきもの)」という香りにインスパイアされ、可能な限り忠実に、かつ現代風に再現したコレクション「Six in Sense」をローンチ。

原料は100%天然で、特に貴重な「沈香」も使用している。また、製造プロセスにおいては、機械による効率的な作業と熟練の香司による繊細な手作業を融合。香司の長年の経験と研鑽、感性に委ねられた工程にクラフトマンシップが光る。

さらにサステナブルを意識し、パッケージには食べられなくなったお米をアップサイクルした紙素材のkome-kamiを起用。売り上げの一部は「1% for the Planet」を通じて寄付されるという。

現在、自社ECに加えてアメリカ2店舗でも商品を販売。1000年の時を超え過去から現代をつなぐ「日本の香り」を再発見し、心を整える時間を提案している。

スティックタイプの開発背景

同ブランドではサステナブルの観点から、天然香原料を無駄にせず燃え残りを防ぐため、コーンタイプのお香を展開。一方で、利用者からはスティックタイプへの要望も強かったという。


そこで今回、多種多様な香りや形、シーンなど市場のトレンドに応える上でも、スティックタイプのお香を開発。従来のお香立てでは完全燃焼しないという課題は、別売りの香炉灰を使用することで解決できるようにした。

今後、冬の「KUROBO」から始まった「Six in Sense」シリーズのスティック香は、10月末までに全6種類が揃う予定だ。

商品概要


菊の花を祝う重陽の節句に合わせて、スティック香シリーズ「Six in Sense」の第5弾となる「KIKKA」は、夏から秋へ移ろいゆく季節を、菊の花のイメージで表現している。初秋の儚さを映す奥ゆかしい香りのプロファイルはウッディとスパイシーとバルサムで、重厚ながらも穏やかに広がり、深い余韻が続くという。

同じ調香でも、コーンタイプとスティックタイプでは香りの感じ方が異なるところが興味深い。


使用時には、使わなくなった湯呑みやコーヒーカップなどを香炉に見立てて香炉灰を入れ、火を灯したお香を立てるか、横に寝かせる。香炉灰は別売りしており、複数回にわたって利用可能とのこと。


また、パッケージデザインには古代紋様である麻の葉を起用。この紋様には「Six in Sense」のコーンタイプをモチーフにした三角形と、スティックタイプの直線が隠れており、俯瞰すると6つの香りを意図した六角形が浮かび上がる。


同商品は1箱にミニ寸香20本入りで、価格は2,970円(税込)。主な原料は、沈香(アガーウッド)と丁子(クローブ)、貝香、白檀、乳香(フランキンセンス)だ。約20~30分燃焼し、空間の広さや構造によるものの、香りの持続時間は約30〜60分となっている。

なお今回の予約販売にあたって、公式サイトからのメルマガ登録で10%OFFクーポンを配布するキャンペーンも実施中。

自分へのご褒美や大切な人へのギフトとして、1000年前と同じ香りを体験できる風流なスティック香を選んでみては。

Bridge and Blend公式オンラインショップ:https://www.bridgeandblend.com/pages/kikka-sticks
Bridge and Blend公式Instagram:https://www.instagram.com/bridgeandblend

(紫原もこ)

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