【京都府京都市】京都府庁旧本館でオーストリアと日本の職人技が光る展示会開催!計20社の工芸品が登場

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1917年から京都で清水焼を扱う西川貞三郎商店は、国指定の重要文化財・京都府庁旧本館で10月5日(日)に開催される「オーストリアー日本クラフトマンシップ展示会」に参加する。

同展は、オーストリアの職人工房と京都地元伝産企業のコラボ展示会。オーストリアの9社、京都の11社の工芸品が展示される。

展示内容

出展者リスト

同展では、オーストリアと日本の卓越した職人による工芸品を展示する。



オーストリアからは、受賞歴のあるインテリアデザインと照明、LOBMEYR(ロブマイヤー)のシャンデリア、オーストリアの陶芸、家具、金属工芸、ガラス食器、高級アクセサリー、ジュエリー、チョコレートとワインなどが出展される。


京都の企業からは、京表具、かなアート、西陣の金襴、絞り、絹のグラスアートパネル、苔テラリュウム、金箔、白檀ミスト、日本茶、京和傘、京焼・清水焼、NISHIKAWA JAPANの茶器などが登場する。

開催の経緯

4月24日(木)、オーストリアのマイスターストラーセ・ハンドメイドは、伝統工芸品の品目数や技術の優秀さの面で日本有数の京都府との関係を構築するため、大阪関西万博のオーストリア館に展示する工芸品を、京都市内の登録有形文化財住宅・西川邸で展示。この時、西川貞三郎商店も趣旨に賛同して出展した。

今回は、京都との絆をさらに深めるため、マイスターストラーセ設立者であるラート夫妻が京都府・市に協力を仰ぎ、2度目の開催にこぎつけた。

今後の展開

オーストリア側は、両国の豊かな工芸の伝統を紹介し合うだけでなく、双方の職人およびデザイナーによる新たな製品の共同開発を促進したい考えだ。

来年は京都府の伝産企業をウィーンでの展示会に招待、翌2027年には京都でコラボ展示会を開催し、そこで両国が共同開発した製品を発表することも視野に入れているという。

マイスターストラーセについて

マイスターストラーセは、ものづくりの伝統的な職人技の継承と産業振興、伝統とモダンの架け橋などを目指して1999年にウィーンで設立された職人工房のプラットフォームだ。

今では欧州を中心に世界各地の約5000の工房が参加。工芸品、宝飾品、食品、衣料、インテリア、素材等あらゆる分野の職人技を紹介している。


重要文化財・京都府庁旧本館でオーストリアと日本の工芸が共演する「オーストリアー日本クラフトマンシップ展示会」へ足を運んでみては。

■オーストリアー日本クラフトマンシップ展示会
日時:10月5日(日)11:00~17:00
場所:京都府庁旧本館 正庁2階 ※明治37年(1904)12月20日に竣工した国指定の重要文化財
住所:京都府京都市上京区薮ノ内町
主催:マイスターストラーセ・ハンドメイド、日吉屋、西川貞三郎商店
後援:オーストリア大使館商務部、京都府、京都市

(Higuchi)

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