
写真左から、遠山莉生選手、瀧澤諒斗選手
エネルギー分野を中心に幅広い事業を展開する東京パワーテクノロジーは、「多様な価値観や経験を有する人財の活躍が、新たな価値の創出に繋がる」という考えのもと、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進している。
同社は、10月1日(水)、「2026年度新卒入社内定式」を実施。東京2025デフリンピック男子デフサッカー日本代表の瀧澤諒斗選手、デフ陸上男子ハンマー投げ日本代表の遠山莉生選手が、同社に採用内定したことを発表した。
東京パワーテクノロジーの一員として一生懸命頑張る
サッカーの瀧澤諒斗選手は、千葉県野田市出身で、出身校は亜細亜大学。
主な実績は、2023年デフサッカー日本代表に最年少で選出、同年デフサッカーワールドカップ準優勝。
瀧澤選手は、「このたび東京パワーテクノロジー株式会社に入社内定をいただき、大変光栄に思っております。社会人として新たな一歩を踏み出すと同時に、デフサッカー日本代表として挑戦を続けられる環境で働けることを心から嬉しく思います。
今年2月、右膝前十字靭帯断裂という大怪我を負いました。そこから這い上がり、悔しさをバネに限界を超える努力を積み重ねてきました。目標はただひとつ――デフリンピックで優勝すること。やれることはすべてやり尽くしました。あとは全力で戦い、勝利を掴み取るだけです。
そして今まで支えてくださった全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、自分の経験や挑戦が社会や多様な人々に勇気を届けるとともに、聴覚障害のある子どもたちにとって『夢を持てるロールモデル』となれるように精進して参ります。新しい仲間と共に、東京パワーテクノロジーの一員として一生懸命頑張ります。どうぞ応援よろしくお願い致します!」とコメントしている。
多様性の大切さや諦めない気持ちを伝える
男子ハンマー投げの遠山莉生選手は、東京都出身で、出身校は都立中央ろう学校―筑波大学。
主な実績は、2024年世界デフ陸上選手権大会第3位、2025年日本デフ陸上選手権大会優勝だ。
遠山莉生選手は、「このたび東京パワーテクノロジーで働くチャンスをいただき、とても感謝の気持ちでいっぱいです。私は陸上競技を通じて、壁にぶつかるたびに仲間や周囲の方々に支えられてきた経験があります。これからは競技と仕事、両方の環境で多くの『学び』と『成長』の機会があると思っています。自分の強みやデフアスリートとしての経験を生かし、チームの一員として貢献できるよう努力していきたいです。また、共に働く方々・社会に多様性の大切さや諦めない気持ちを伝えていけたらと思います。これからも応援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。
共生社会の実現に向けて取り組む
東京パワーテクノロジーは、東京都江東区に本社を置く企業。環境事業・火力産業プラント事業・原子力事業・土木建築事業・保険ソリューション事業などを事業内容としている。
同社は、「多様な価値観や経験を有する人財の活躍が、新たな価値の創出に繋がる」との考えのもと、「女性活躍・障がい者雇用」のさらなる推進、障がい者へのスポーツ支援等を通じた共生社会の実現など、企業価値の創造を目的に、アスリート支援の施策を行っている。
その一環として、同社では門脇翠選手、長内智選手・北谷宏人選手の3人が所属し、内定者の瀧澤諒斗選手、遠山莉生選手(2026年4月入社予定)を加えた5名のアスリートを支援している。
所属アスリートは競技での活躍にとどまらず、社内外のイベントや情報発信を通じて、努力する姿勢や多様性を尊重する価値観を広め、障がい者スポーツへの理解促進や社内のダイバーシティ意識の向上にも貢献している。同社は今後も、共生社会の実現に向けて取り組んでいくとしている。
瀧澤諒斗選手と遠山莉生選手の活躍を応援するとともに、東京パワーテクノロジーの取り組みに注目していこう。
東京パワーテクノロジー 公式HP:https://www.tokyo-pt.co.jp
東京パワーテクノロジー アスリートサイト:https://www.tokyo-pt-recruit.jp/athlete
(ソルトピーチ)
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