
愛知県の知多半島の中央に位置する美浜町布土。山から海へと続く田園の風景と、古くから受け継がれてきた農の営みが今も息づく地域だ。
そんな土地の「食の記憶」を料理で再発見する体験型ダイニングイベント「Farm to Table in Chita」を、昨年に続き開催する。
知多半島の食を体験できる「Farm to Table in Chita」
「Farm to Table in Chita」は、2024年から開催している知多半島の農作物の美味しさや価値を伝えるレストランイベント。渡邊大佑シェフが、知多半島でとれた食材を用いて料理を作る。
サーブするスタッフは、その野菜を作っている生産者が担うことで、料理で使われている野菜の魅力を生産者の視点から消費者へと伝えていく。
日本の食文化の普及に貢献する渡邊大佑シェフ

渡邊大佑シェフは1979年岩手県生まれ、愛知県常滑市育ち。幼少期から質の高い食材に触れ、飲食店でのアルバイトを機に料理の道へ。
専門学校卒業後、名古屋の老舗フレンチで経験を積み、2017年に地元常滑市で「Le Coeuryuzu」を妻とともにオープン。知多半島の食材を活かした独自のフレンチスタイルを展開している。
フランスのグルメガイド「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」への掲載をはじめ、「ゴ・エ・ミヨ(Gault et Millau)」には7年連続(2019、2020、2021、2022、2023、2024、2025)掲載された。
また、生産者らと協働し、地産地消や日本の食文化の普及に貢献したとして、農林水産省が選定する2025年の「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞するなど、各方面より高い評価を受けている。
自然が織りなす美浜町・布土の食卓を表現する

第2弾の舞台は、美浜町・布土の畑。尾張名物にも名を連ねる知多米、精米からはじまる布土の物語、水を受けて育つ半島の野菜や果実、そして豊かな海の恵みを一つのテーブルに集め、土地と人、自然が織りなす布土の食卓を表現する。
渡邊大佑氏が、地元の旬素材を生かし、独自のフレンチスタイルでこの土地の記憶を現代の皿の上に描き出す。
当日は畑の中に設けられた会場で、旬の食材を農家自らがサーブし、素材の魅力を生産者の言葉で紡ぐ。自然の息づかいを感じながら味わう特別な時間を楽しもう。
Farm to Table in Chita 第2弾「布土」のフレンチフルコース料金は、ドリンク別で18,000円/人(税込)。席は30席と限りがあるため、受付を早めに終了する可能性がある。
なお、Instagramでは、昨年のイベントの様子や今年の準備状況などをポストしている。
Farm to Table in Chita 第2弾「布土」で、地域の食の魅力に触れよう。
■Farm to Table in Chita 第2弾「布土」詳細
日時:11月16日(日)12:00受付開始、12:30開宴
会場: 愛知県知多郡美浜町布土の畑(詳細は予約完了後案内)
イベント申し込みページ:https://farmtotableinchita2025.peatix.com
Farm to Table in Chita公式Instagram:https://www.instagram.com/farm_to_table_in_chita
(佐藤 ひより)
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