
飯能市立博物館では、10月12日(日)~12月7日(日)の期間、特別展示室・展示ホールにて、特別展「レアなおふだ 古くて珍しいおふだ、たくさん見せます」を開催している。また、担当学芸員による展示解説や関連講座も実施する。
開催背景
日本人は、神仏に助けてもらう、守ってもらうために“おふだ”を求めてきた。それは1年経つと新しいものと交換するため、古いものは本来残らないが、意外と旧家の土蔵などでまとまって見られることがあるそう。
飯能市立博物館では、その歴史・文化資料としての価値を見出し、これまでに約4,000点のおふだを収集。そのおふだについて、これまでに収蔵資料目録を発行し、収蔵品展でも紹介してきたが、展示図録の発行を求める声が多く聞かれたため、今回改めて特別展として開催することとした。
展示内容

同展では、古くて今では見られないような、珍しいおふだ「レアなおふだ」を厳選。例えば、社寺ごとに個性的な姿が興味深いオオカミのおふだ、複数のルーツとイメージが混ざり合うカオスな蚕神のおふだなどがそれにあたる。
展示を通じ、神仏に対する日本人の想像力の豊かさ、そこに見え隠れする日本人の心性を、おふだから実感してもらいたいと考えている。
担当学芸員による展示解説
同展では、同館特別展示室にて、学芸員が見どころの紹介や展示解説を行う。1回目は10月26日(日)、2回目は11月8日(土)で、各日11時から30分程度だ。
事前申込み等は不要で、日程の5分前に直接会場へ行くことで参加できる。なお、内容は両日同じ予定。
関連講座
同展の関連講座も要チェック。10月15日(水)より、飯能市電子申請・電話・ファクス・メールのいずれかからの事前申し込みを受け付けている。関連講座の申込みは、抽せんを行うため、講座ごとに期日がある。
11月16日(日)14:00~16:00には、「秩父地域のオオカミ信仰について -オオカミのおふだが生まれた背景-」を実施。講師は、武蔵大学人文学部非常勤講師の西村敏也氏が務める。申込期日は、11月6日(木)だ。
11月30日(日)14:00~16:00には、「オオカミのおふだの作成者を考える -おふだ研究の最前線-」を実施。講師は、埼玉県立川の博物館学芸員の矢嶋正幸氏だ。申込期日は、11月20日(木)となっている。
この機会に、普段目にすることができない「レアなおふだ」を見てみては。
■特別展「レアなおふだ 古くて珍しいおふだ、たくさん見せます」
会期:10月12日(日)~12月7日(日)
会場:飯能市立博物館特別展示室・展示ホール
住所:埼玉県飯能市飯能258-1
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
詳細:https://www.city.hanno.lg.jp/kanko_bunka_sports/museum/tenji_moyooshimono/12444.html
(Higuchi)
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