
世界の厨房で腕を磨いた本間壮人(ほんま・もりと)シェフが手がける、清澄白河・門前仲町のフレンチビストロ「MORITO」が今年5月にオープン。
素材と季節の掛け算で描く新しいフレンチのかたちを提供し、オープンから数カ月で、地元常連客やワイン愛好家たちに愛される存在となっている。
本間壮人シェフについて
フレンチビストロ「MORITO」でシェフを務めるのは、15歳で単身カナダへ渡り、世界の厨房で腕を磨いた本間壮人氏だ。
カナダから帰国後は、ピエール・ガニェール(ANAインターコンチネンタル東京)、ゴードン・ラムゼイ(コンラッド東京)などで研鑽を重ねてきた。
世界で培った感性を清澄白河という街の空気に溶け込ませ、「日常の中で楽しむ本格フレンチ」という新しい文化を育んでいる。
生産者と描く「Farm to Table」
「MORITO」が提案するのは、素材と素材の個性が掛け合わさって新しい調和を生む「掛け算のフレンチ」だ。生産者の想いを大切にした“顔の見える食材”を取り入れている。

北海道・十勝「なまら十勝野」の野菜、千葉・銚子の魚介など、流通に乗らない希少で力強い素材を直送で仕入れ、自然のエネルギーをそのまま皿の上に映し出す。
全国の生産者から届く旬の素材を、世界で培った感性と技で再構築。本間シェフは、「料理は、技術だけでなく人と素材の対話。生産者の情熱を皿にのせて伝えたい」と述べている。
「食材を選ぶことは、誰と生きていくかを選ぶこと」という本間シェフの信念は、料理だけでなく仕入れの哲学にも宿っている。
開店から数カ月、シェフの誠実な姿勢と滋味深い料理は口コミで広まり、同店は地元の人々がランチや記念日、家族の集まりで訪れる“街の定番”となりつつあるという。
ディナーコース紹介
ディナーコースは季節と香りが織りなす6皿のストーリー。旬の食材を主役にした2つのコースを用意している。軽やかで香り高い皿の連なりが、季節の移ろいを感じさせる。

シェフおすすめコースは8,800円(税込)。代表作「黒毛和牛ランボソの炭火焼」は、赤ワインソースを幾度も塗り重ね、香ばしさと旨味を一体化させた「MORITO」の象徴的な一皿だ。外はカリッと香ばしく、中はとろけるように柔らかく、“肉とソースが一体化した深みのある味わい”がディナーのクライマックスを飾る。
カジュアルコースは7,000円(税込)。旬魚のポワレや十勝野菜のポタージュなど、クラシックを再構築した構成になっており、平日や記念日ディナーにも気軽に楽しめる同店らしいスタイルだ。
アラカルトとランチ

アラカルトとランチは下町で味わう“小さな贅沢”。アラカルトでは「シャルキュトリー盛り合わせ(3種)」が人気だ。豚リエットは白ワインとフォンでじっくり炊き、鴨のパテ・アンクルートはパテとパイを別焼きにして組み合わせることで、“サクッと香ばしく、ジューシーな旨味”のコントラストを生み出している。
平日は1,400円(税込)のメインランチ、休日は2,000〜3,500円(税込)のコース形式で提供している。
本間シェフは「フレンチをもっと身近に。日常の食卓に“少しだけ特別な時間”を」とコメント。自家製フォカッチャと清澄白河のロースタリー「First Crop Coffee」のコーヒーで締めくくる、穏やかで満ち足りたランチタイムを楽しんでほしいという。
パン・ワイン・コーヒーへのこだわり
五感を締めくくる3つの余韻として、パン・ワイン・コーヒーにもこだわっている。

「B²(BREAD&BEAN)清澄白河本店」で3年間修業したシェフ自らが焼き上げる自家製パンは、北海道産小麦を贅沢に使用。香り高く、料理に寄り添う味わいでおかわり自由だ。

ワインは、共同オーナーの幼馴染である、フランス・ディス エクスポール ジャポンがセレクト。自然派からクラシックまで、料理の余韻をさらに深める1本を提案する。

最後のコーヒーは、清澄白河のロースタリー「First Crop Coffee」から焙煎したての豆を。一皿の物語の余韻を静かに締めくくるとしている。
本間壮人シェフが手がける、清澄白河・門前仲町のフレンチビストロ「MORITO」を訪れてみては。
■MORITO
住所:東京都江東区深川2-6-1
営業時間:11:30~14:30、18:00~22:00(月曜定休日、日曜はランチ営業のみ)
席数:14席(半個室6席)
Instagram:https://www.instagram.com/morito_monnaka
HP:https://tres-bon.jp
(さえきそうすけ)
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