
岐阜県岐阜市に本社を構え、国産ベビーカー「CURIO Stroller(キュリオストローラー)」を開発・製造するキュリオは、愛用のベビーカーをペットカートや荷物運搬用のマルチカートとして長く使い続けられる「ペットカートユニット」と「マルチカートユニット」の2製品を、11月5日(水)より自社オンラインストアにて発売した。
子育て後のベビーカー廃棄問題の解決を目指して
日本では、子育てが終わるとベビーカーが不要となり、多くが廃棄されるのが現状だそう。
キュリオでは、この課題に対し、使い終わって不要になった「キュリオストローラー」を回収、自社でオーバーホールし、再塗装・パーツ交換を行うことで再生品として再活用する取り組みを行っている。
再生品は、通常より安価で提供されるほか、東京都現代美術館(MOT)、横浜美術館、金沢21世紀美術館、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、丸ビル・新丸ビル、岐阜県庁などで貸出ベビーカーとして採用されており、循環型モデルとして社会的評価を受けている。
こうした循環型の取り組みをさらに進化させるべく、このたび別売ユニットを発売。資源を無駄にせず、長く使える選択肢を社会と暮らしに広げる。
「ペットカートユニット」&「マルチカートユニット」
「ペットカートユニット」と「マルチカートユニット」は、付属の工具だけで自身で取り付けられ、ベビーカーとしての操作性や機動性はそのままに、ペットとのお出かけや買い物など、子育て後の生活シーンで活躍する。

左・中はペットカートユニット装着時(キュリオペットカート)のイメージ。右はカーゴ内
「ペットカートユニット」33,000円(税込)は、ベビーカーに装着することで、小型犬〜中型犬(2匹以下、合計体重12kg以下)に対応するペットカートに。通気性と安全性を確保しており、散歩や通院に最適だ。カラーは、ダークグレーのみ。

左・中はマルチカートユニット装着時(キュリオマルチカート)のイメージ。右はカーゴ内

マルチカートユニット装着時のイメージ
「マルチカートユニット」29,700円(税込)は、ベビーカーに装着することで、買い物やアウトドア、荷物運搬に活躍する大容量仕様(15kg以下)のマルチカートに。こちらもカラーは、ダークグレーのみだ。
同社に取付けを依頼する場合は、送料のみ負担すれば対応してもらえる。取付けは、オーバーホールやメンテナンスのタイミングでも可能だ。なお、「キュリオストローラー」をベビーカーとして3年以上使用している人には、安全面からもメンテナンスサービスを推奨している。
このほか、「キュリオペットカート」「キュリオマルチカート」各88,000円(税込)も11月上旬発売予定で、予約販売を受け付けている。
「キュリオストローラー」について
「キュリオストローラー」は、「子どもを運ぶための道具」ではなく、「子どもと一緒に遊び、成長を見守る乗りもの」として2009年に誕生。国産ならではの堅牢なフレーム構造と、長く使えるデザインを追求している。

プロダクトデザイナーの後藤規文氏は、愛知県立芸術大学でデザインを学び、GK京都での製品開発を経て、1998年に「後藤デザインオフィス」を設立。

過去作品

過去作品
現在は名古屋芸術大学教授として教育にも携わりながら、実用性と美しさを兼ね備えた製品デザインを数多く手がけている。

「キュリオストローラー」は、後藤氏の「使う人の暮らしに寄り添い、長く愛されるモノを作る」という哲学と、キュリオ代表 高橋陽介氏の「子どもと遊べる乗りものを」という想いが重なって生まれたプロダクトだ。
キュリオについて
キュリオは、パーソナルモビリティの開発・製造・販売を行う企業。

SCOO X

SCOO XT
「キュリオ ストローラー」のほか、電動カート「SCOOスクー」シリーズを開発している。

また、協業実績として、イオンモールとの館内移動用「ショッピングモビリティ」、三菱電機との自律走行PMV・AMRの開発などがある。
既存のキュリオベビーカーを、子育て後もペットカートや荷物用マルチカートとして活用できる「ペットカートユニット」と「マルチカートユニット」をチェックしてみては。
■キュリオ
HP:https://www.curio-inc.co.jp
オンラインストア:https://www.curio-web.com
(Higuchi)
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