
鹿児島県薩摩川内市にて、日本の伝統工芸・甲冑製作の第一線を歩んできた「丸武産業」の代表取締役会長・田ノ上賢一氏。
同氏が甲冑師としての新たな名号「承賢(しょうけん)」を号し、その名を冠した作品発表を、11月20日(木)・21日(金)に神田明神境内 文化交流館 EDOCCO STUDIOにて開催する。
培ってきた知見と情熱を未来へとつなぐ
古より受け継がれてきた「師資相承(ししそうしょう)」の精神。
「承賢」という号には、師から受け継いだ技と精神を、ひいては日本人として守るべき伝統文化を次代へと継承していく決意が込められている。

今回、”学び、継ぎ、進化させる”という美徳を胸に、これまで培ってきた知見と情熱を未来へとつなぐため、自身の名を冠した三領の特別な甲冑が製作された。
薩摩国一宮・新田神社での祈願祭を経て完成したこれらの甲冑は、”受け継ぐ者”としての誓いを象徴する作品群となる。
伝統を生かし革新を生む「承賢」の作品

甲冑師「承賢」の作品は、日本の伝統工芸における技と美を極限まで磨き上げ、そこに現代的な造形感覚を融合させた”新たな甲冑芸術”。
古来の技法を忠実に受け継ぎながらも、構成・色彩・素材の扱いに革新を見せ、重厚でありがならも研ぎ澄まされた静謐を湛えている。それは単なる復古ではなく、「伝統を生かし、革新を生む」ことそのものが美であるという、「承賢」の信念の結晶といえるだろう。

甲冑師「承賢」の名を冠した公式発表展となる「大甲冑展示《継》〜承を纏う威 師が宿す誇り〜」では、「承賢」作品のほか、甲冑工房丸武の有名武将甲冑など30領以上を展示予定。
また、11月21日(金)には、ゲストトークと特別対談イベントも行われる。
伝統と想像が交差する特別対談ステージ
11月21日(金)18:30〜(開場18:10)は、大甲冑展《継》のメインイベントである特別対談イベント「TAUNAGU SESSION ー 師資相承の鼓動 ー」が行われる。甲冑師「承賢」と、声優・阪口大助氏やアクション俳優兼演出家・藤田けん氏が登壇。
阪口大助氏は、『機動戦士Vガンダム』ウッソ・エヴィン役、『銀魂』志村新八役などを演じている。藤田けん氏は、NHK大河ドラマ『光る君へ』や『暴れん坊将軍』『銭形平次』など数多くの映画・映像作品に出演した実績をもつ。
伝統と想像が交差する特別対談ステージでは、「甲冑」「カルチャー」「アクション」を通して、「承賢」が語る”師としての覚悟”と、表現者たちが感じる”創造の鼓動”が共鳴する。このほか、ヒューマンビートボクサー KAIRI氏によるパフォーマンスもある。
「TAUNAGU SESSION ー 師資相承の鼓動 ー」のチケットは、VIPシート(15席限定)3,000円とスタンディング(50名限定)2,000円。イベント公式HPにて販売中なので、興味のある人は早めに手に入れよう。
現代の武士道を体現する格闘家による対談
11月21日(金)12:30〜は、現代の武士道を体現する格闘家たちによる特別ゲストトーク「侍と格闘家に通じる”武士道と覚悟”」を開催。バルセロナ五輪柔道金メダリスト・パーク24柔道部総監督の吉田秀彦氏と、WORLD ORDER/元総合格闘家・K-1プロデューサーの須藤元気氏が登壇する。参加費無料なので気になる人はチェックしてみて。
甲冑師「承賢」は、「本展示会は、単なる作品発表に留まりません。いま、この国が失いかけている『ものづくりの魂』を問い直す場として、そして、未来を生きる若者たちに向けた”橋”となる場として、この『大甲冑展《継》』を開催いたします。どうかこの想いに、少しでも共鳴いただけますと幸いです。」とコメントを寄せている。
「大甲冑展示《継》〜承を纏う威 師が宿す誇り〜」に出かけて、伝統を生かし革新を生む承賢の作品を鑑賞してみては。
■大甲冑展示《継》〜承を纏う威 師が宿す誇り〜
開催日時:11月20日(木)17:30〜21:00、11月21日(金)10:00〜21:00(18:10〜19:00まで有料イベント)
会場:神田明神境内 文化交流館 EDOCCO STUDIO
住所:東京都千代田区外神田2-16-2
入場料:無料
公式HP:https://uedskev2sn.evesta.tokyo/web/portal/1169/event/15084
丸武産業公式HP:https://www.yoroi.co.jp
(山本えり)
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