
サイトイメージ
北海道札幌市のウェルネットと北海道経済連合会は、7月に国土交通省「共創モデル実証運行事業」として採択された「ぐるっと北海道」プロジェクトのECサイトのサービスを、11月17日(月)より本格的に開始した。
デジタルチケットと「旅の相談AI」をサイトに集約
「ぐるっと北海道」サイトは、北海道内のバスや鉄道など50以上のデジタルチケットを全13言語で販売する機能に加え、AIチャットボットを実装し、利用者に最適な「モデルコースとおすすめチケット」を提案してくれる。国内外の観光客の利便性を飛躍的に高め、北海道の広域周遊と地域経済の活性化を目指している。
北海道は広大でありながら、観光客、特に海外からの来た人にとって、空港や主要駅から観光地へ移動する二次交通の検索性や決済手段が、地域や事業者ごとに点在していることが課題だった。「ぐるっと北海道」は、この課題を解決するため、道内30を超えるパートナー会社・団体と連携し、デジタルチケットと「旅の相談AI」を一つのサイトに集約。旅行者にシームレスな移動体験を提供する。
また、11月17日のサービスインを第一歩とし、今後もさらに参加交通事業者や掲載チケットを拡大していく。また、航空会社をはじめとする参画事業者とも連携し、北海道を訪れるすべての人に、より深く、より快適な旅を提供していくことを目指している。
AIチャットボットを実装しモデルコースを提案
「ぐるっと北海道」は、サービスイン時点で北海道最大級となる50以上の魅力的な交通チケットを取り揃えており、国内外の旅行者の利便性を飛躍的に高めるポイントが3つある。
1つは、Googleの生成AI「Gemini」を搭載したAIチャットボットが「北海道の旅」をプランニングしてくれること。サイトを訪問すると、北海道の動物「エゾリス」をデザインした可愛いAIキャラクターがお出迎え。「ぐるっと北海道」の情報を学習したAIが、「モデルコース」や「おすすめのチケット」を会話形式で提案してくれる。北海道に特化したAIのため、北海道以外の旅程や一般的な質問には回答が制限されている。
全13言語に対応
2つめは、AIチャットを含め、サイト全体が日本語・英語・韓国語・中国語(繁体字・簡体字)のほか、ベトナム語、タイ語、マレー語、インドネシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の全13言語に対応していること。海外からの来た人も、母国語で「旅の相談」から「チケット購入」まで完結可能。ただし、全13言語はアプリの対応言語で、個々の商品説明に関するデータは言語が限定されている場合がある。
スマホひとつで完結し、シームレスに乗車可能
3つめは、アプリのダウンロードは不要で、スマホひとつで完結すること。Webサイトにアクセスし、クレジットカードで決済するだけで、即時にチケットが発行される。
4つめは、チケットの受取り不要でシームレスに乗車できること。利用時はスマートフォンのチケット画面を係員に提示するだけ。JR北海道の函館駅・五稜郭駅・新函館北斗駅・釧路駅では、QRコードによるQR改札も利用することができる。
北海道最大級となる50以上の交通チケットが揃う
JR北海道、函館バス、函館市電、道南いさりび鉄道を網羅する「はこだて旅するパスポート」、「釧網線フリーパス」、道東の雄大な自然を巡るローカル線の旅にぴったりの「花咲線フリーパス」、「おたる水族館バスセット券」、札幌からの日帰り観光にも最適な「小樽天狗山バスセット券」のほか、「特急ねむろ号」「帯広〜然別湖往復乗車券」「とかち帯広空港-十勝川温泉連絡バス乗車券」「札幌市電24時間乗車券」「北見バスフリーパスチケット」「4/7days フリーパスポート」「女満別空港線」などが利用できる。このほかの販売チケットや詳細については、ぐるっと北海道公式サイトをチェックしてみて。
最適な「モデルコースとおすすめチケット」を提案してくれる「ぐるっと北海道」を利用して、北海道での旅を快適に過ごしてみては。
ぐるっと北海道公式サイト:https://gurutto.hokkaido-maas.jp
※「ぐるっと北海道」は、商標登録出願中です。
※「Gemini」は、Google LLC の商標です。
(山本えり)
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