
おくたま地域振興財団は、奥多摩町子育て定住推進課主催による「移住者が企画した奥多摩町の移住体験ツアー」を実施することを発表した。12月13日(土)は「日帰りツアー」、2026年1月31日(土)~2月1日(日)は「宿泊ツアー」を行い、奥多摩町に移住定住を考えている人、興味のある人を対象に奥多摩町での生活実態を町の子育て定住推進課の職員、移住者が説明・案内する。
生活環境を歩いて知る、奥多摩町の移住体験

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冬に辛さが増す、奥多摩の名産わさび
少子高齢化などを背景に人口減少が進んでいる奥多摩町では、人口の流出防止と若年夫婦世帯などを対象とした転入増加を図るため、移住定住してもらえるよう、さまざまな少子化・定住化対策を展開している。その一環として、今回奥多摩町に移住定住を考えている人、興味のある人を対象に、「移住者が企画した奥多摩町の移住体験ツアー(以下、移住体験ツアー)」を実施する。
「移住体験ツアー」は、「日帰りツアー」と「宿泊ツアー」を用意している。いずれも、観光要素はほとんどなく、町内にある5つのJRの駅のうち主要な「奥多摩駅」と「古里(こり)駅」を中心とした、さまざまな施設や店舗など、生活環境を紹介して歩く内容となっている。
町の子育て定住推進課の職員による定住・子育て支援の説明や、実際の移住者の話しを聞いて生活のリアルを聞く交流会も実施する予定だ。買い物や病院、学校・保育園の様子、町営住宅の実際など、移住を検討する上で知っておきたい生活のリアルを知る機会となる。
12月13日(土)に実施する「日帰りツアー」の申込受付は、12月5日(金)まで。参加費は無料。Googleフォームから申込が可能だ。詳細については、奥多摩町子育て移住定住サイトにて確認できる。なお、「宿泊ツアー」の申込は、12月20日(土)~2026年1月16日(金)に行われる。
奥多摩町の子育て・定住支援
奥多摩町では、定住のためのさまざまな支援を実施している。

「町営若者住宅」は、利用期間を設けた、一般的な住宅より安い家賃設定とした住宅。将来自分の住宅を取得し、奥多摩町に永住するための第一歩となることを期待している。

「分譲地」は、土地を安く買い、家を建てたいと考えている人に向けたものである。町で造成工事を行い、購入者に好きな家を建てて永住してもらう事業で、のびのびと子育てをし、奥多摩の自然の中で住み続けたいと思える人を対象としている。
「移住定住応援補助金」は、若者世代の移住・定住を応援するための制度。新築また中古住宅購入、住宅リフォームをした場合、最大200万円の補助が受けられる。利子補給制度も用意されている。

また、子ども・子育て支援推進事業として、さまざまな行政サービスも整えられている。奥多摩町子供家庭支援センター「きこりん」では、子育てに関する相談、子育てサロンなどの事業を展開している。さらに、町内には保育園が2つ、小学校が2校、中学校が1校あり、いずれも少人数学級での教育を受けられる。

おくたま地域振興財団は、「豊かな自然環境の中で、どのような日常、暮らしが思い描けるかが移住成功にはカギ。季節は『冬』。奥多摩で暮らすのに一番ハードな季節をご体験ください!」とコメントを寄せた。
奥多摩でのリアルな暮らしに触れられる特別なツアー。移住に興味がある人は、「移住者が企画した奥多摩町の移住体験ツアー」に参加してみては。
■移住者が企画した奥多摩町の移住体験ツアー
日帰りツアー開催日:12月13日(土)
参加者定員:20名程度
※応募者多数の場合は、参加動機などにより書類選考を実施する。
参加費:無料
詳細:https://www.town.okutama.tokyo.jp/kosodate/ijuteijujoho/okutamadekurasu/3577.html
奥多摩町子育て移住定住サイト:https://www.town.okutama.tokyo.jp/kosodate/index.html
(Kanako Aida)
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