韓国のピリ辛鍋料理「ナッコプセ」の専門店で、創業50年を誇る老舗「ケミチプ」の日本初店舗「ケミチプ京都本店」が、3月に京都府京都市下京区にてオープンする。
港町・釜山ならではのピリ辛鍋料理
「ナッコプセ」とは、韓国語で手長だこ=“ナッチ”、ホルモン=“コプチャン”、えび=“セウ”の頭文字を組み合わせた略語を名称とした料理。韓国・釜山の港町ならではの郷土料理として有名なピリ辛鍋料理で、テーブル上のコンロで加熱し、具材が煮える過程も楽しみながら味わうことができる。地元の人はもちろん、観光客からも愛されている一品だ。
韓国の元祖ナッコプセ専門店

釜山の店舗外観
「ケミチプ」は、1972年に韓国・釜山の南浦洞国際市場で創業し、50年以上にわたり地元の方々や観光客に愛されてきた老舗のナッコプセ専門店。店名の「ケミ」は韓国語で「アリ」を意味し、創業者の「アリのように勤勉に働き、地域社会に貢献する」という想いが込められている。
ケミチプ京都本店のスタッフは釜山店舗で研修
日本第一号店を京都駅エリアにオープンするにあたり、日本のスタッフは実際に釜山店舗にて現地の調理法を直接学ぶ研修を受けた。本場の技術を身につけたスタッフが、韓国と同じ味を提供することを目指し、細部までこだわり抜いている。創業者が守り伝えた、さっぱり感の中にコクがある伝統の味を、日本にも届けてくれる。
こだわりの食材を秘伝のヤンニョムで煮込む
「ケミチプ」では、こだわりの食材を使用。「手長だこ」は、丁寧に洗うことで生臭さを取り除き、ぷりぷりの食感を引き出している。「ホルモン」は、脂の甘みがスープにコクを与える、旨味が凝縮されたホルモンを使用。「えび」は、素材の味わいをより豊かに感じることができる、ふっくらとしたえびだけを厳選している。
これらを野菜や春雨とともに、50年間守られてきた秘伝のヤンニョムで煮込むことで、旨味がスープに凝縮され、食べる手が止まらない深い味わいを生み出している。そのままお酒とともに味わうだけでなく、ご飯にかけて即席ビビンバにしたり、サリ麺や春雨、うどんを追加したりして楽しむこともできる。特にうどんとの相性の良さは、地元の人々のお墨付きだ。

2階の様子
「ケミチプ京都本店」店内のイメージ動画を、3Dパースにて公開しているので、チェックしてみよう。
日本初上陸となる元祖ナッコプセ専門店の「ケミチプ京都本店」で、港町ならではのピリ辛鍋料理を味わってみては。
■ケミチプ京都本店
住所:京都府京都市下京区西境町152番地
営業時間:17:00~23:30(LO23:00)
定休日:不定休
URL:https://gaemizib.jp
Instagram:https://www.instagram.com/gaemijib_japan?igsh=MTZpdnJwanhseW13ZA==
店内動画:https://gaemizib.jp/archives/29
(山本えり)