ドイツ「ガストホフバイエルン」
愛知県犬山市にある野外民族博物館リトルワールド(以下、リトルワールド)は、野外展示エリアのさらなる魅力向上を目指し、3月15日(土)に主要エリアの「ヨーロッパエリア」にフランス飲食店舗を新設するほか、民族衣装体験の専用店舗を新規オープン！
さらに、店舗の全面改装やリニューアルなども行われ、これまで以上に「もっとヨーロッパを感じ、もっとヨーロッパを楽しめる」エリアに生まれ変わる。
リトルワールドで人気の「ヨーロッパエリア」
「ヨーロッパエリア」とは、リトルワールド内の「ドイツ バイエルン州の村」「フランス アルザス地方の家」「イタリア アルベロベッロの家」が建つエリアの総称で、リトルワールドで人気のあるエリアだそう。
メルヘンバルト
「ドイツバイエルン州の村」は、レストラン「ガストホフバイエルン」、土産品店「メルヘンバルト」、
「聖ゲオルグ礼拝堂」の3棟からなり、ドイツの農村の情景を再現している。
「フランス アルザス地方の家」は、フランスのアルザス地方で1582年に建てられた母屋を含む農家を現地から移築しており、
「イタリア アルベロベッロの家」は、世界遺産「アルベロベッロ」にある農家をモデルに再現された家でレストランも併設している。
飲食店「クレープリー アルザス」が新登場
※イメージ
今回新設されるのは、飲食店「クレープリー アルザス」。
フランス産の小麦や塩を使ったクレープ生地を一枚ずつ手焼きし、出来たての「バター＆シュガー クレープ」や、
「苺＆マスカルポーネ クレープ」、「ラタトゥイユ＆チーズ クレープ」などを味わえる。
店舗の外観は、隣接する展示家屋にもみられるフランス・アルザス地方の伝統的な木造建築(コロンバージュ)を模し、展示家屋とともにアルザス地方の街並みの雰囲気を創出。現地では壁面の色で住人の職業が分かるようになっていることから、同店舗は、パン・お菓子職人であることを表す黄色で壁面が彩色されている。
民族衣装体験専用店舗が登場
※イメージ
新規オープンする「ヨーロッパ衣装館 ヴォヤージュ」は、民族衣装体験専用店舗。同店では、ヨーロッパ各地の民族衣装を取り揃える。
従来からの民族衣装のほか、スペインの三大祭りとされる「火祭り(ラス・ファジャス)」の民族衣装や、
チェック柄が特徴的なスコットランドの「キルト」、
ブルガリアの「バラ祭り」で女性が着用する華やかな民族衣装が新たに登場し、全8カ国20種の衣装を体験可能。
店舗内にはフォトスポットも併設されている。
お土産店「メルヘンバルト」がリニューアル
※イメージ
さらに、お土産店「メルヘンバルト」がリニューアルする。
以前は主にドイツの雑貨や食品を扱う店舗だったが、今回売場面積が約1.3倍に拡大。ヨーロッパ20カ国以上の雑貨や食品を新たに取扱う店舗として生まれ変わる。
2月21日(金)時点で日本ではリトルワールドのみで販売されているフランス・アルザス地方の白ワインをはじめ、同館オリジナルのテディベアや紅茶など、ここでしか手に入らない商品も販売。
店舗の内装は木を基調とし、あたたかみのある空間を演出しており、店内中央にはドイツの伝統的なおもちゃ「キャンドルピラミッド」をモチーフとした棚が配置されている。
イベント情報もチェック！
また、クレープ店新規オープンを記念し、3月15日(土)～7月13日(日)の期間、世界各国のクレープ14種類を集めた「世界クレープ博」を開催。
園内の各飲食店舗にて、日本の「リンゴとシナモンのクレープ」や、
トルコの「タントゥニ」、
タイの「カノムトーキョー」など、定番のデザートクレープから食事系クレープまで、様々な食材と調理法で世界各国の食の多様性を楽しめる。
3月15日(土)～30日(日)の土日祝日には、ヨーロッパエリアのリニューアルにともない、ヨーロッパに関係する様々なイベントを開催。
ヨーロッパエリア特設ステージでは、スコットランドの楽器「バグパイプ」の演奏と、
スコットランドの伝統的な舞踊の公演が行われる。
公演時間は、各日12:00～/13:30～/14:30～(各回約30分)で、入館料金は別途無料だが観覧は無料。なお、3月23日(日)はスコットランドダンスのみとなる。
この春は、「ヨーロッパエリア」が新しく生まれ変わるリトルワールドに足を運んでみては。
■野外民族博物館リトルワールド
住所：愛知県犬山市今井成沢90-48
「ヨーロッパエリア」リニューアル：https://www.littleworld.jp/?post_type=news&p=5282&preview=true
春の催事について：https://www.littleworld.jp/events/2025spring
(佐藤ゆり)
