3月21日(金)~23日(日)の3日間、山国で映画を観る会が、大分県中津市山国町の「コアやまくに」にて、“インディーズ映画×ローカリティ”にフォーカスを当てた「第二回山国映画祭」を開催する。
地域密着型の「山国映画祭」
2022年、大分県中津市山国町に関わりのある映画好き有志によって結成された、山国で映画を観る会。地域振興と、地方からの文化発信を目指し、上映会、映画祭を開催している。
山国で映画を観る会が主催する「山国映画祭」は、近隣の映画好き有志で始めた手作りの映画祭。
昨年3月には「第一回山国映画祭」が開催され、全国公募より選りすぐった自主映画の最前線を走る6作品の上映&各作品関係者によるトークイベントほか、“インディペンデント映画の父”ジョン・カサヴェテス監督の『オープニング・ナイト』『アメリカの影』が上映された。
また、地域密着型の「山国映画祭」として、ディープに“山国”を体感する各種催しに加え、ローカリティに着目する本映画祭プログラムの一環として、民族誌映画の名作『モンタナ 最後のカウボーイ』も上映された。
優秀作6作品&佳作7作品を上映
今年開催される「第二回山国映画祭」でも、公募によるインディーズ映画155作品の中から選りすぐった作品を上映。今年度は山国映画祭コンペティション作品として優秀作6作品が上映され、終了後には各作品の関係者によるトークイベントが行われる。
上映作品は、知多良監督の『ゴールド』、
相馬大輝監督の『本音と建前は嘘と真実』、
石田忍道監督の『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』、
橘卓見監督の『姿』、
パク チョニョン監督の『May and June』、
井上大丈監督の『fusion』。上映作品の中から「山国映画祭グランプリ」と「観客賞」を決定する。
さらに、山国映画祭コンペティションには惜しくも選出されなかったものの、素晴らしい創意に溢れた佳作7作品『私たちの千秋楽』、
『あの灯に帰ろう』、
『サヨナラホームラン』、
『チコ』、
『緑閃光』、
『Living』、
『Switchback』を特集上映。監督登壇はないが、各作品、見所満載の秀作揃いだ。
パイオニア精神溢れる作品の上映も
自主映画にフォーカスを当てる「第二回山国映画祭」では、パイオニア精神溢れる傑作SF『ラ・ジュテ』と、
ダイレクトシネマの名作『セールスマン』も上映。『ラ・ジュテ』上映後は、同志社大学嘱託講師・村上真樹氏によるトークイベントも行われる。
「山国町歩きツアー」「山国映画祭交流会」も開催
その他、地域密着型の映画祭として、ディープに“山国”を散策する「山国町歩きツアー」や、
地元の伝統芸能や郷土料理、地域住民、「山国映画祭」ノミネート監督達が集う「山国映画祭交流会」を開催。
映画祭最終日には、「第一回山国映画祭」でグランプリを受賞した、菊池路介監督による、ほぼ全編山国町ロケで制作された新作長編SF『スプラヒスピル』がワールドプレミア上映される。
現在チケット予約を受け付け中
現在、チケットの予約を受け付け中で、「全日フリー券」は前売り3,300円/当日3,500円(税込)、「1プログラム券」は前売り800円/当日1,000円(税込)。予約したチケットは当日会場にて販売される。なお、中学生以下は無料で鑑賞することができる。
「山国町歩きツアー」は参加定員先着20名で、他上映プログラム同様、「全日フリー券」もしくは「1プログラム券」1枚で参加可能。映画祭チケット購入者に限り、「やすらぎの郷やまくに」の特別宿泊プランも用意されている。
映画祭最終日3月23日(日)には、全プログラム終了後、コアやまくに17:30発日田駅行の無料マイクロバスを手配。予約制なので、利用を希望する人は、チケット予約フォームの備考欄に記入しよう。
詳細は「山国で映画を観る会」HPをチェック
各上映作品や各日のタイムスケジュール、「山国町歩きツアー」、チケットなどの詳細は、「山国で映画を観る会」HPで確認を。映画好きの人はもちろん、インディーズ映画に興味がある人は、“インディーズ映画×ローカリティ”にフォーカスした「第二回山国映画祭」に足を運んでみては。
■第二回山国映画祭
日程:3月21日(金)~23日(日)
会場:コアやまくに
住所:大分県中津市山国町守実130番地
山国映画祭HP
上映作品
チケット予約フォーム
佐藤ゆり
大分県別府市出身のライター。10年ぶりに地元へUターンし、改めて大分や九州の魅力を実感中。日々、温泉と猫に癒されています。
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