黒島の地下約100mの井戸海水から生まれた天然塩「沖縄黒島の塩」発売中!

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カヤックのグループ会社、カヤックゼロは、沖縄県黒島の地下約100mから取水した純度の高い海水から作った天然塩「沖縄黒島の塩」100g/800円・50g/500円(いずれも税込)を3月10日(月)から販売している。ECショップや八重島のホテルなどで購入できる。

沖縄県の企業と協業し、地域経済活性化に貢献

沖縄県石垣市に拠点を構えるカヤックゼロは、「島から、世界をおもしろく」を経営理念に、石垣島最大のコワーキング施設の運営や移住促進事業、お金で買えない体験で地域をつなげるコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」事業などを行う企業だ。石垣島・八重山の地域に貢献し、地域と共に成長することを目指している。

このたび、西表島で製塩事業を展開するソルトラボ石垣島の技術協力を受け、黒島での塩製造販売事業に取り組むことを決定、製塩工場を設立した。

丁寧な工程から生まれる、まろやかな味わいの天然塩


黒島に新たな地域産業を生み出し、地域経済活性化を図る目的のもと製造される天然塩「沖縄黒島の塩」は、黒島の地下約100mの石灰岩層を通じて自然ろ過された、不純物のほとんどない井戸海水から生まれる。


井戸海水をさらにRO膜でろ過して濃縮後、独自技術で釜炊き。にがりや水分を除いて塩を結晶化させてから、手作業で微細な不純物を取り除いて完成する。

この丁寧な工程で作られた「沖縄黒島の塩」の特徴は、塩味がまろやかで口当たりが優しく、素材の味を引き立てる繊細な味わいだということ。岩塩ほどの強さもないので、ステーキや焼肉と一緒に楽しめば肉の旨みを引き立て絶妙な塩加減に。また、サラダや野菜のグリルには、オリーブオイルと「沖縄黒島の塩」を合わせるだけで、野菜の甘みが引き立つシンプルな味わいになる。

料理の調味料として使用するのもおすすめだ。和食では、味噌汁や煮物などのだし汁に「沖縄黒島の塩」を少量加えれば、コクとまろやかさが増して味に奥行きが生まれる。

塩キャラメルや塩チョコレートなど、スイーツのアクセントとしてほんのひとつまみ加えれば、甘さにより深みが出る。

その他にも、天ぷら・焼き魚・塩焼き・おにぎりなど、シンプルな料理にふりかけたりまぶしたりして、それぞれの旨みを引き立てる塩の風味を楽しんで。

畜産産業に代わる新たな産業の創出を目指す


八重山の中でも特に美しい海を有し、ウミガメの産卵地としても知られる黒島は、人口約220人に対して約3,000頭の牛が飼育される畜産が盛んな島。しかし、2022年以降は子牛の価格が年々下落(※)。畜産業以外の主要産業を持たない黒島では、新たな産業の創出が求められてきた。


カヤックゼロは、こうした背景を受けて黒島の新たな特産品として塩製造販売事業の展開を開始。黒島の製塩工場には現在1基の釜があり、1tの海水から約20~25kg、月間約300kgの塩が生産できるという。

また、製塩の生産過程で生まれる「ろ過水」を島の飲料水などに有効活用する取り組みとして、島民への無料配布や子牛のミルクに使用する実証実験を実施している。災害時の備蓄としても有効活用が可能だといい、水源のない離島の生活向上を目指していくとしている。

塩を活用した飲料や食品の開発など、八重山地域のさまざまな事業者とのコラボレーションも進めていくそうなので、「沖縄黒島の塩」の今後の商品展開が楽しみだ。

地下約100mの井戸海水から生産される天然塩「沖縄黒島の塩」。丁寧な工程が生み出す優しくまろやかな味わいを、好きな料理にあわせて思い思いに楽しんでみては。

沖縄黒島の塩ECショップ:https://shop.heartland.okinawa

※一般社団法人 全国肉用牛振興基金協会 令和7年1月分家畜市場取引データ分析表:https://nbafa.or.jp/kachikushijo/html/KS0947007011.html

(Kanako Aida)

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