バレーボールの国内トップカテゴリー「SVリーグ」で、岡山を拠点に活動する地域密着型市民クラブチーム「岡山シーガルズ」は、2024-25 大同生命SV.LEAGUEのレギューラーシーズンでのホームゲームにおいてインクルーシブな社会実現へ向けた取り組みを実施してきた。
スポーツ観戦がもたらす夢と感動と希望の提供をすべての人に届けたい、との思いから、聴覚障がい者向けにホームゲーム会場で手話実況の放映も行った。
スマートグラスに解説音声を文字で表示
岡山シーガルズでは、開幕戦となる2024年10月12日(土)赤磐大会以降数回にわたり、岡山シーガルズのSDGsパートナーであるビュージックスジャパンと協働で、スマートグラスを活用した聴覚障がい者向けのスポーツ観戦の実証実験を行ってきた。スマートグラスに解説音声を文字で表示し、聴覚障がい者によりスポーツ観戦を楽しんもらうことを目的に実施した。
OHK岡山放送との協働で、手話実況の放映を実施
2月22日(土)にジップアリーナ岡山で行われた岡山大会では、30年以上にわたり手話放送を継続するOHK岡山放送との協働の取組として、SVリーグ初の試みとなる試合会場での手話実況の放映を実施した。
手話実況を担当したのは、自身も自転車競技のデフアスリートである早瀬憲太郎氏。
会場にはろう者が観戦に訪れ、招待席前に設置したモニターに映し出される手話を見ながら、チアスティックを使って熱い応援を送った。
手話実況の紹介映像も完成!下記の「岡山シーガルズ公式YouTubeチャンネル 手話実況紹介動画」からチェックしてみて。映像提供は、岡山放送だ。
また、手話実況の実施にあたっては、選手たちも事前にYouTubeなどで手話を覚え、試合後のハイタッチの際には手話で「ありがとう!」の気持ちを伝えた。
岡山シーガルズではチーム創立以来、地域密着型市民クラブチームの使命として、競技活動はもとより、チームを支えてくれる地域の人々への恩返しとして、バレーボール教室や講演活動、各種啓発活動、イベント参加など、年間200回にも及ぶ地域活動に取り組んでいる。
岡山シーガルズの選手たちのプレーはもちろん、チームの今後の取り組みにも注目だ。
岡山シーガルズ公式YouTubeチャンネル 手話実況紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=LoFttfdV6R4
岡山シーガルズ公式HP:https://okayama.v-seagulls.co.jp
岡山シーガルズ公式Instagram:https://www.instagram.com/okayamaseagulls
(ソルトピーチ)
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