【東京都】武蔵野美術大学で和菓子がテーマの展示「うつわと和菓子」がスタート

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武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科は、5月12日(月)から老舗和菓子屋「とらや」の菓子を題材に制作した器の企画展示「うつわと和菓子」を開催する。

会場は、鷹の台キャンパスと市ヶ谷キャンパスの2会場。5月12日(月)~17日(土)は鷹の台キャンパスで、6月13日(金)~15日(日)は市ヶ谷キャンパスでの開催だ。また、展示にあわせて陶芸ワークショップやトークショーも行われる。

和菓子がテーマの展示「うつわと和菓子」

作品イメージ


作品イメージ

企画展「うつわと和菓子」は、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース陶磁専攻の学生23名が、老舗和菓子屋「とらや」の菓子を題材に制作した器の企画展示。10回目となる今回は、武蔵野美術大学の鷹の台キャンパス、市ヶ谷キャンパスの両キャンパスで行われる。

制作した学生は、今回の展覧会に際して「昨年の初秋に和菓子の歴史や作られる工程を教えていただくところから始まり、器の制作は秋から冬、そして立春のころまで続きました。制作を通して、改めて陶土の扱いの難しさを実感しました。この課題では素材への理解を深めるとともに、想像力を養い何度も思考を重ね作品をプラッシュアップしてきました。本展では学生一人一人が思いや気持ちを込めて制作した“うつわ”を展示しております。」とコメントを寄せた。

「うつわと和菓子」は、いずれの会場も入場無料で、事前予約も不要。詳細は下記の公式HPで確認を。また同展では、同時開催イベントとして、陶芸ワークショップとトークショーが企画されている。

陶芸ワークショップ「粘土に沼ろう、うつわを作ろう」

ワークショップイメージ

5月17日(土)に開催される陶芸ワークショップ「粘土に沼ろう、うつわを作ろう」の対象は、中学生や高校生などの受験生。

実際に学部1年生の授業で展開しているような、楽しく自由に粘土に触れながら陶芸作品を作ることのできる特別なワークショップだ。

ワークショップイメージ

粘土を投げたり、ちぎったりして自由に遊ぶことを通じて、粘土のさまざまな表情を見つけ、それを個性的な器へと発展させる。指導は陶磁専攻の学生が行うため、陶芸初心者でも気軽に参加可能だ。作品は大学にて焼成され、後日郵送してもらえる。参加にあたって材料や道具の準備は必要ないが、汚れても良い服装で参加しよう。

午前の部と午後の部があり、10:00~12:00は中学生が対象。14:00~16:00は高校生が対象だ。武蔵野美術大学鷹の台キャンパス14号館で行われ、参加費は2,000円だ。各回先着順の予約制で定員がある。予約は下記の予約ページで受け付け中だ。

トークショー+お茶会「料理とうつわのこれから」

6月15日(日)には、特別イベントとして教員によるトークショー+お茶会「料理とうつわのこれから」が行われる。スピーカーは、デザイン/F&Bプロデューサーの岡本玲子さん。進行は工芸工業デザイン学科教授の西川聡が務める。

時間は14:00~15:00まで。武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで行われる。参加料は無料だが、こちらも先着順で定員がある予約制なので、気になる人は早めに予約を。予約は下記の予約ページで受け付けている。

老舗和菓子屋「とらや」の菓子を題材に学生たちが制作した器の企画展示「うつわと和菓子」 。どのようなな作品が並ぶのか観に、足を運んでみては。

■「うつわと和菓子」鷹の台キャンパス
会期:5月12日(月)〜5月17日(土)
時間:9:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス14号館地下展示室
住所:東京都小平市小川町1-736
入場料:無料
事前予約:不要

■「うつわと和菓子」市ヶ谷キャンパス
会期:6月13日(金)〜6月15日(日)
時間:10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで
会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2階 社会連携拠点1/M(イチエム)
住所:東京都新宿区市谷田町1-4
入場料:無料
事前予約:不要

「うつわと和菓子」公式HP:https://ichiemu.musabi.ac.jp/2025/05/16876
「粘土に沼ろう、うつわを作ろう」予約ページ:https://peatix.com/event/4391197
「料理とうつわのこれから」予約ページ:https://peatix.com/event/4391260

(熊田明日良)

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