岩手県山田町は、町の魅力的な体験観光とふるさと納税返礼品を紹介する新パンフレット「やまだのたから」を、6月2日(月)より発行開始。道の駅やまだ、陸中山田駅などで配布している。
パンフレット発行の背景・目的
東日本大震災からの復興を経て、次のステージを目指す山田町では、交流人口および関係人口の増加が喫緊の課題だそう。近年、旅行者のニーズはモノ消費からコト消費へと移行し、その土地ならではの体験や地域住民との交流を求める傾向が強まっている。
このような背景から、山田町の豊かな自然や文化を活かした体験観光と、魅力的な地場産品を組み合わせたふるさと納税の情報を集約したパンフレット「やまだのたから」の発行を決定。夏の観光シーズンに向けて来訪者を増やすと共に、ふるさと納税を通じた関係人口の拡大を目指す。
多彩な体験アクティビティを紹介
「やまだのたから」では、山田湾の絶景と自然を満喫できる多彩な体験アクティビティを魅力的な写真とともに紹介し、旅の計画をサポートする。
例えば、穏やかな山田湾をフィールドに、初心者から楽しめるシーカヤック体験。リアス式海岸の美しい景色を海上から満喫できるそう。
また、地元漁師が案内する湾内クルーズも要チェック。養殖棚の見学など、普段はできない貴重な体験ができるという。
三陸の恵みが勢揃い！自慢のふるさと納税返礼品
山田町は、全国有数のホタテやカキの産地。「やまだのたから」では、水揚げされたばかりの新鮮な生ウニやカキ、ホタテといった海の幸はもちろん、山田町自慢の海産加工品、地元で愛される銘菓など、選りすぐりのふるさと納税返礼品を紹介している。
「やまだのたから」のこだわり
「やまだのたから」という名前には、山田町に眠る多くの宝物を発見してほしいという願いが込められている。ページをめくるたびに山田町の美しい風景や美味しそうな特産品が現れ、旅心をくすぐるデザインを追求したそう。
単なる情報媒体としてだけでなく、訪れる前からワクワクし、訪れた後も思い出として残るようなパンフレットを目指している。
山田町商工観光課ふるさと納税係担当者は、「山田町には、リアス式海岸が織りなす美しい景色や、そこで育まれる豊かな海の幸・山の幸など、まだ知られていない”たから”がたくさんあります。このパンフレットをきっかけに、一人でも多くの方に山田町を訪れていただき、その魅力を五感で体験してほしいです。(中略)山田の秋祭りや年末年始に向けて、関係人口や交流人口の拡大につながればと思います。」とコメントしている。
岩手県山田町について
岩手県沿岸中部に位置する山田町は、海岸線は典型的なリアス式海岸で、波静かな「山田湾」、開放的な「船越湾」ではカキやホタテの養殖が行われており、その生産量は岩手でもトップクラスを誇る。サケ、アワビ、ウニなどの漁業資源も豊富で、養殖漁業が盛んな町だ。
また、北上山地から三陸リアス海岸へと広がる山林は全国最高レベルの品質の「乾しいたけ」や、香りの強い松茸の産地でもあり、海と山の両方の四季折々の「宝物」に溢れている。
秋には、地元が誇る、町最大の大祭・山田祭りを開催。町中を走り回る、暴れ神輿が目玉だそう。
同町では、ふるさと納税による寄附を、まちづくり、産業振興、子育て支援など、町の未来を創る大切な事業に活用している。
山田町の魅力的な体験観光とふるさと納税返礼品をチェックできる「やまだのたから」を手に取ってみては。
山田町公式ウェブサイト：https://www.town.yamada.iwate.jp/
(Higuchi)
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