日本三大うどんの1つ「五島うどん」を喫茶店メニューで紹介する、期間限定のレトロ喫茶「上五島 ツバキッサ」が、5月20日(火)、東京都渋谷にオープンした。
細くコシのある五島うどん

上五島 南部の若松大橋より
日本最西端にある、長崎県・五島列島。大小140あまりある島々の中でも十字架の形をした島を、通称・上五島という。

島にある29の教会の1つ江袋教会
五島列島の北部に位置する新上五島町は、美しい海と豊かな自然に囲まれ、世界文化遺産にも登録された教会群の一部があるなど、キリシタン文化の歴史が今も息づいている町。町内には29もの教会が点在し、信仰と文化の象徴として大切に守られてる。
また、上五島は五島うどん発祥の地とされ、400年以上の歴史を持つ伝統の手延べ製法が受け継がれているそう。現在も20を超える製麺所があり、細くコシのある五島うどんは地元の誇りとして全国に知られている。
島の教会をモチーフに、町を彩る花、椿から命名された喫茶店「上五島 ツバキッサ」は、「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」を展開する際コーポレーションが運営。同社は、町と連携を深めて島の活性化に努めている。
東京でも五島うどんメニューを味わおう!
今回、5月20日(火)~7月18日(金)の期間限定で、「上五島ツバキッサ」が東京都渋谷にオープン!
日本三大うどんの一つ・五島うどんで作る、ナポリタンやミートソースや、うどん製造時にできるうどんの切れ端“ふしめん”を利用したグラタンといった喫茶メニューのほか、島の伝統的な食べ方“地獄炊き”も提供される。
五島うどんは、麺の太さもちょうどスパゲッティほど。「五島うどん 懐かしのナポリタン」1100円は、細麺でコシがあり、つるつるとした食感の五島うどんとケチャップソースの相性が抜群だ。
島でのオーソドックスな食べ方を紹介するメニューは、「ツバキッサ風 五島うどん 地獄炊き」1300円。ぐらぐらと釜茹でしたうどんを、うどんすくい棒ですくって、あご出汁か玉子醤油で味わおう。店舗では自家製ミートソースも添えて、3種の味を楽しむことができる。
あご出汁スープ&かんころ餅の天ぷら付き
なお、全ての食事メニューは、あご出汁スープとかんころ餅の天ぷら付き!

あご(飛魚)を干す風景は上五島の秋の風物詩
あごとは飛魚のことで、九州発祥の「あご出汁」は、深い旨味とすっきりとした上品な口当たりが特徴で、昔から祝いの席や正月、祭事など、大切な場面で縁起のよい高級食材としてふるまわれ、愛されている。うどんとも相性のよいスープを、爽やかな柚子仕立てで堪能しよう。
また、五島ではサツマイモを茹でて乾燥させたものを「かんころ」と呼び、昔から保存食にしてきた。かんころ餅は、これを餅米や砂糖とあわせて煉り合せたもので、薄く切って軽く炙るとモチっとした食感とサツマイモの風味が引き立つ。「上五島 ツバキッサ」では衣をつけて天ぷらにし、揚げたてのホクホクを用意している。
島らしさを満喫できるデザートやドリンクも
食事以外にも、島らしさを満喫できるデザートやドリンクをラインナップ。
上五島の海を表現した「五島の海の色 クリームブルーソーダ」700円や、ノンアルコールでも楽しめる「島焼酎 五島灘入り おとなのミックスジュース」700円、甘さとしょっぱさが同居した「かんころ餅天パフェ」1000円、塩バニラ・かんころ・五島抹茶から選べる「マルマス製アイスクリーム」シングル600円/ダブル800円、島の銘菓を使った「レトロプリンとあごサブレ」700円といった、島を感じられるメニューを取り揃えている。
五島うどんを新たな切り口で紹介する期間限定のレトロ喫茶「上五島 ツバキッサ」で、島らしさを満喫できるメニューを味わってみては。
■上五島 ツバキッサ
期間:5月20日(火)~7月18日(金)
住所:東京都渋谷区渋谷2-8-11
営業時間:月~金11:30~16:00(15:30L.O.)/土11:30~19:00(18:30L.O.)
定休日:日曜
※キャッシュレス決済(クレジットカード・交通系・QRコード)のみ
公式Instagram:https://www.instagram.com/kamigoto_tsubaki
※島の写真:福井康弘氏撮影
(佐藤ゆり)
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