びはんコーポレーション×地元名物パンの「山田の醤油の力あんぱん」がクラファン販売

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びはんコーポレーションは、岩手県花巻市の老舗パン店「オリオンベーカリー」の名物「力あんぱん」に、自社販売の独自の甘い風味の「山田の醤油」を使った新商品「山田の醤油の力あんぱん」をクラウドファンディングサービスMakuakeにて限定販売する。期間は7月8日(火)まで。

応援購入した支援者には、花巻市のふるさと納税の返礼品としても話題のオリオンベーカリーの「力あんぱん」を加えたセットや、さらに「山田の醤油」をセットに加えた、岩手県内コラボ商品を届ける。

地域に根差した商いを行うびはんコーポレーション


びはんは岩手県沿岸の南北のほぼ中心にある山田町で、スーパーマーケットを中心に各種事業を営む企業。江戸時代末期にルーツを持ち、昔から変わらぬ地域に根ざした商売を続けている。

同社のオリジナル商品「山田の醤油」は、東北では珍しい強い甘味の醤油で地元はもちろん全国に根強いファンを持つ人気商品だ。

50年も愛され続けるロングセラーご当地パン


オリオンベーカリーの「力あんぱん」は、ぎっしり入った粒あんを餅で包んでパンにした大福入りのパン。

同店は花巻市内の高校でもパンの販売をしており、「力あんぱん」は、成長期まっただ中の生徒の「腹持ちのいいパンが欲しい」との声から開発がスタートした。

また、和洋菓子の製造もしていたことから「大福をパン生地で包んでみてはどうか?」というアイデアから生まれた。

餅に練り込むのは全国にファンが多い「山田の醤油」


餅の部分に山田町の甘い醤油「山田の醤油」を練り込んだ「山田の醤油の力あんぱん」は、ふっくらしたパン生地が特徴。

やわらかな餅の歯ごたえ、粒餡の優しい甘さに山田の醤油の風味と塩気が加わった味覚を刺激する味わいが楽しめる。

「山田の醤油」は岩手三陸・海の町の醤油。豊富な水揚げを誇る魚介の数々に合い、特に淡白な白身魚などにぴったりの醤油として明治期に誕生した。昭和の一時期に途絶えていたものの、平成に入り復活させた。

オリオンベーカリーと山田の醤油で新たな味を提供


甘い醤油の文化というと九州地方が思い浮かぶが、岩手県の沿岸部に根付いているのには近代製鉄の歴史に関係がある。

「山田の醤油」発祥の山田町から南に30kmほどの釜石は、1880年に明治政府が官営の製鉄所を建設した鉄の街。その製鉄所には福岡県北九州市の同じく官営の「八幡製鉄所」から多くの労働者が移動してきた。


そんな彼らの故郷の甘い醤油の味を求める声から醤油の醸造が始まり、山田でも明治期に醤油の醸造蔵が作られ、九州の甘口の醤油文化が根付いた。

醤油の風味と甘みのバランスが絶妙な山田の醤油により、パンに包まれたあんこと餅の相性をさらに引き立て、 一口で和と洋と郷土愛が味わえる特別な一品となった。

「山田の醤油の力あんぱん」に興味がある人は、クラファンをチェックしよう。

Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:山田の醤油の力あんぱん|花巻名物ご当地パンと岩手沿岸のあま〜い醤油のコラボパン

(佐藤 ひより)

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