【東京都文京区】日本茶の新しいスタイルを提案する「aardvark TEA」初の直営店が本郷にOPEN

日本茶を中心とした多様な事業を展開するAOBEATは、7月7日(月)に、東京初の直営店として、文京区本郷、東京大学・赤門の正面にて「aardvark TEA 東大赤門前」をオープンする。

「aardvark TEA」のあゆみ

クラフトティーブランド「aardvark TEA」は、2023年11月にオンラインストアを本格始動し、1年半が経った。

いつでもどこでも自由に好きな茶葉を楽しめる「急須ボトル」の販売数は20,000本を超え、毎月季節のお茶を届けるサブスクサービス「お茶の定期便」のユーザーも、1万人以上に広がっている。

休日には、静岡市浅間通りのティースタンド「aardvark TEA Astand」に、一都三県を中心に県外からも多くの人が訪れるようになり「aardvark TEAのお店が近くに欲しい！」という声を受けていた。

お茶を飲むとき、人は自然と、いつもより少しだけ深く呼吸をするという。

香りに誘われ息を吸い、余韻にふっと息をもらす。このちょっとした“深い一息”の間が「aardvark TEA」が今のくらしの中に届けていきたい体験だ。

オンラインストアでの商品やサービスに加え、今後は各地にリアルな店舗を構え、より深いブランド体験の共有を図っていく。

その第一歩となるのが、今回の東京・本郷での出店。歴史ある文教の地に「くらしのお茶」の場が誕生する。

文京区は、東京の中心でありながら、江戸から続く文人や知識人の気配が残る街。東京大学をはじめ、教育・研究機関が多く立地する文教地区で、くらしに自然と喫茶文化が根付いている喫茶の地でもある。

昔ながらの純喫茶から新進のロースタリーまで多様な店舗が点在し、東京のちょうど真ん中でもあり、歴史と進化のある地は、日本茶の新しいスタイルを提案・共有していくのにぴったりだと考え、今回の出店に至った。

安全で安心。自然と息が調う。それでいて、どこかにワクワクがある——そんな“秘密基地”がコンセプト。

“好きな時に好きな人が来て、思い思いに自由な時間を過ごし、また街に出る。”

お茶だけでなく、食や文化、アートや様々なコンテンツに関するワークショップやトークイベントなど、多様なライフスタイルや価値観、“偏愛”との出会いを、気軽にお茶を飲みながら体験できる場として展開していく。

9坪の店内デザインの原点は、静岡のティーテラス「茶の間」。茶畑と一体化したテラスで、たくさんの呼吸が調う瞬間を見てきた。

都会のひと部屋でありながら、周辺の緑や古い街並と調和するよう設計されており、あたたかみのある木を基調とした内装で、街のなかにありながら“深く呼吸する場”を目指している。

店舗では「aardvark TEA」の定番商品の買い物はもちろん、様々な茶葉の量り売り15g/990円(税込)〜も実施。テイスティングをしながら、自分好みの茶葉を選んで購入することができる。

また、急須ボトルを持参した人には、1回分(急須ボトル約3煎分)の茶葉を購入すると、自由に給水して飲み継ぎができる「Leaf to Go(リーフ・トゥ・ゴー)」サービスを、1回/330円(税込)〜という低価格で提供。

「aardvark TEA」を給水所のように使い、お茶を手に、また街へ出ていくスタイルで、自由に好きなお茶を楽しむことができる。

台湾では、道行く人や来客にお茶を振る舞う「奉茶」という文化があり、街角に無料の給水所が点在している。これは、暑さのなかで人々の水分補給を助けると同時に、思いやりと交流の文化を育むもの。

「Leaf to Go」は、この奉茶にインスパイアされたサービスとなっている。

また「Leaf to Go」は、地球環境へのささやかなアクションでもある。日本では、年間約230億本のペットボトルが消費され、1人あたりでは年間180本近くに上るというデータもある(※)。

同ブランドでは「好きな茶葉で、息つき、潤う」という新しい選択肢を提案。給水、湯や水を注いで飲み継ぐ、という小さなアクションで「潤い」に加え、環境への小さな「配慮」を広げていきたいと考えている。

好きな茶葉で、息をつき、潤うことができる「aardvark TEA 東大赤門前」へ、足を運んでみては。

■aardvark TEA 東大赤門前
住所：東京都文京区本郷5丁目26-6 2F
営業時間：月〜土 10:00〜18:00
aardvark TEA公式オンラインショップ：https://aardvarktea.jp

(※)2022年推計、PETボトルリサイクル推進協議会調べ

(丸本チャ子)