大分県大分市で、7月1日(火)、「大分市里帰り出産家庭支援事業」がスタートした。
2つの支援を実施
「大分市里帰り出産家庭支援事業」では、安心して出産および育児ができる環境を整備するとともに、里帰り出産等による帰省を通じて、大分市に対する親しみや愛着の醸成に繋げていくため、「里帰り出産家庭助成金」と「ふるさと未来パスポート」の交付、大きく分けて2つの支援を行う。
ベビー用品などの購入費用の一部を助成
「里帰り出産家庭助成金」は、県外から大分市へ里帰りし出産した産婦を受け入れる家庭が購入したベビー用品などの購入費用の一部を助成するもの。受け入れ側の家庭に対する支援だ。
「里帰り出産家庭助成金」の対象者は、7月1日(火)以降に里帰り出産(※1)をした産婦を受け入れている市民(※2)。
助成対象物は、大分市内の実店舗で購入したベビー用品、妊産婦用品などで、出産日の2か月前から1か月後の間に購入したもの。オンライン購入は対象外となる。
対象となる品物の一例は、ミルク/おむつ/ベビー服/ベビーカー/ベビーベッド/チャイルドシート/知育玩具などのベビー用品、授乳服/腰ベルトなどの妊産婦用品だ。
助成金額は、購入費用の合計額で上限額5万円。助成金の交付は、「ふるさと未来パスポート」の取得が条件となる。申請期限は出産日(死産を含む)から1か月以内で、出産予定日からの起算ではないため注意しよう。
申請は窓口申請と電子申請の2つの方法を用意。窓口申請の場合は、大分市保健所1階の健康課の窓口に必要書類を持参し申請しよう。窓口受付時間は月~金曜日午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)。
電子申請の場合は、電子申請フォーム上で必要事項を入力し、必要書類を添付のうえ申請しよう。
「ふるさと未来パスポート」について

「大分市ふるさと未来パスポート」のスマホイメージ画像
また、「里帰り出産家庭助成金」の交付を受ける家庭の産婦に対し、市内のさまざまな育児サービスなどを受けることができる「ふるさと未来パスポート」を交付している。
対象者は、里帰り出産家庭助成金の申請者のもとに里帰りしている産婦とそのこども。
サービス内容は、助産師による里帰り安心サポート訪問(1回2,000円の自己負担有)/こどもルームの利用/高崎山自然動物園の子ども料金が無料(小中学生のみ)/ふれあい交流宿舎のつはる西部の学校の宿泊料金が半額(小中学生のみ)/のつはる少年自然の家の利用(一部自己負担あり)/大分市民図書館の貸出券の発行。
利用する際は、市公式LINEに友だち登録し、助成金の交付決定時に通知される「ふるさと未来パスポート」の認証コードを入力(利用登録)。サービス利用時にパスポートを提示しよう。
大分市里帰り出産家庭支援事業の詳しい情報は下記の詳細ページで確認を。
「里帰り出産家庭助成金」の助成対象や「ふるさと未来パスポート」の交付対象となる人は、「大分市里帰り出産家庭支援事業」についてチェックしてみて。
■大分市役所
住所:大分県大分市荷揚町6番1号
大分市里帰り出産家庭支援事業 詳細:https://www.city.oita.oita.jp/o097/satogaeri.html
大分市 公式HP:https://www.city.oita.oita.jp/index.html
※1 県外に住民票がある人が大分市内の産婦人科又は助産施設(県内の周産期母子医療センターを含む)において出産すること
※2 産婦からみて、産婦の配偶者を除く2親等以内の人
(ソルトピーチ)
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