神奈川県横浜市にある「横浜開運水族館 フォーチュンアクアリウム」は、「中華街の美ら海展2025」を7月19日(土)~8月31日(日)の期間に開催。今年はフグが登場し、自由研究にもぴったりな体験型イベントや3D上映会も行われる。
「中華街の美ら海展」がバージョンアップ
「横浜開運水族館 フォーチュンアクアリウム」は、自分の“開運魚”に会える水族館。国内で唯一(※)「占い」をテーマにした展示を行っており、横浜中華街の隠れパワースポットとなっている。
「中華街の美ら海展2025」は、昨年開催し好評を博した「中華街の美ら海展」の一部内容をバージョンアップして開催。世界有数のサンゴ礁が広がる沖縄の海と、占いをテーマにした同館ならではの「珊瑚運」を掛け合わせて展示する。同展示を通じて、美しい海の生き物への理解を深めてもらうとともに、気候変動などにより危機に瀕するサンゴ礁の保全についても関心を持ってもらうことを目的としている。参加費は無料、別途入館料が必要となる。
様々なフグや沖縄の海に生息する生き物の標本を展示
また、今年は子どもの自由研究にも役立つワークショップや参加体験型のプログラムも充実しており、世代を問わず楽しめる。

フクらんだハリセンボン
特別展示には、沖縄のダイビングで見られる生き物としても人気の「フグ」が登場。「ハリセンボン」「ネズミフグ」「イシガキフグ」といった種類の大きな瞳や体中に生える棘などを間近でじっくりと見ることができる。なお、生物の状態により展示を変更・休止・中止する場合がある。
さらに、「シャコガイ」「ネムリブカ」「スイジガイ」など、沖縄の海に生息する多様な生き物たちの標本を展示。普段はなかなか観察できない貴重な標本を通じて、生き物の身体の構造や特徴を学ぶことができる。
ぬりえや缶バッジづくりのワークショップを開催
期間中は、夏休みにぴったりなさまざまなワークショップが開催される。
恋愛運ゾーンで行われる「美ら海ぬりえ」は、展示されている生き物をじっくり観察しながら色を塗っていく。参加費用は無料、定員は各日先着100名。
フォーチュンショップでは「美ら海缶バッジづくり」が行われる。好きな絵柄を選んで、自分で缶バッジをつくってみよう。参加費用は1回400円(税込)。
専門家に学び、サンゴの苗の里親に

サンゴの苗を植樹した様子
そのほか、同館が昨年より取り組む「サンゴの苗の里親プログラム」を、8月下旬に実施予定。専門家からサンゴについて学びながら、サンゴの苗の里親になることができる。同プログラムで作ったサンゴの苗は、水族館スタッフによって沖縄・国頭の海へ植樹される。参加費用は1名5,000円(税込)。申込方法などの詳細は、横浜開運水族館の公式サイトにてチェックしてみて。
3D映像や沖縄フェア、浴衣企画も実施
8月9日(土)~17日(日)には、慶良間諸島・八重山諸島・久米島沖の海で撮影した約30種類の生き物たちを3D映像で紹介する『3D 沖縄海中散歩』が、恋愛運ゾーンにて特別上映される。上映時間は10分45秒。
館内特設エリアでは、沖縄の味覚を購入できる物産展「沖縄フェア」も開催される。
また、横濱ハイカラきもの館にて特別キャンペーン「浴衣レンタル付きプラン」を実施。浴衣に着替えて水族館や横浜中華街を楽しむことができる。紅型風の浴衣なども用意しているという。予約は、横濱ハイカラきもの館の公式サイトにて受付中だ。
企画協力はOkinawa Sakana Company
「中華街の美ら海展2025」の企画は、OSC(Okinawa Sakana Company)が協力している。OSCは、沖縄県産観賞魚・食用魚の販売、沖縄熱帯水槽の管理、マリン体験プログラム提供、沖縄関連イベントの企画運営を主体に、沖縄の豊かな海洋資源としての「魚」を“とる・そだてる・はこぶ・みせる”という4つの技術で、これまで未利用であった資源の高付加価価値化を図り、地域経済の好循環を生み出している。
「横浜開運水族館 フォーチュンアクアリウム」を訪れて、「中華街の美ら海展2025」で沖縄の美しい海の生き物を楽しんでみては。
■横浜開運水族館 フォーチュンアクアリウム
住所:神奈川県横浜市中区山下町144番地 チャイナスクエアビル3F
HP:https://fortune-aquarium.com
■横濱ハイカラきもの館
住所:神奈川県横浜市中区山下町1番地 シルクセンターM1F 125号
予約:https://www.shinnichiya.com/15718
※占いや開運をテーマにした常設の水族館は国内で唯一(2024年4月1日、横浜開運水族館調べ)
(山本えり)
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