栃木県佐野市にある唐澤山神社では、7月12日(土)~8月24日(日)の期間、夏の風物詩である納涼行事「唐澤山神社 風鈴参道~天明鋳物 涼音の杜~」を開催している。
唐澤山神社について
唐澤山神社は、栃木県佐野市の唐沢山山頂、唐沢山城本丸跡に創建された、藤原秀郷公を祀る神社。国指定史跡に指定された東日本有数の山城で、400年以上前に築かれた高石垣など、昔の姿を現在も数多く残している。
また、豊かな自然を有する唐沢山一帯は、栃木県立自然公園に指定されており、四季折々の自然を求めて多くの人が訪れるという。
電車の場合、東武・JR佐野駅からタクシーで約20分、東武田沼駅からタクシーで約10分。自動車の場合、佐野田沼ICから約15分、佐野藤岡ICから約25分、佐野SAスマートICから約20分だ。
鋳物ならではの澄んだ音色を楽しもう
「唐澤山神社 風鈴参道~天明鋳物 涼音の杜~」の期間中は、佐野市の伝統工芸である「天明鋳物」でできた風鈴が数百個並ぶ。標高242mの山上に佇む神社で、涼やかな風に吹かれながら、鋳物ならではの澄んだ音色を楽しむことができる。
「天明鋳物」の起源は平安時代、天慶2年(939年)平将門の乱のため、唐澤山神社御祭神藤原秀郷公が武具製作者として河内の国(現在の大阪)から5人の鋳物師を佐野に移り住まわせたことにはじまるそう。
秀郷公の御神徳が降り注ぐかのような凛とした「天明鋳物」の風鈴の音色が人々を迎える。
納涼ライブや天体観測を実施
また、8月9日(土)・10日(日)に特別イベントを実施。夜間参拝や風鈴参道のナイトウォーク、オリジナル提灯作り、レトロ縁日、太鼓演奏やハンドパンの納涼ライブ、天体観測、謎解きお化けナイトツアーなど、夜の唐澤山を楽しむ多彩な催しを用意している。
18:00~21:00に行われる「夜間参拝・ナイトウォーク」は、提灯を持って風鈴参道を歩く、夏の夜の特別な散策イベント。夜の唐澤山神社で、風鈴の音色と涼やかな空気を楽しめる。
17:30~19:30には、オリジナル提灯を持って夜の風鈴参道を楽しめる「オリジナル提灯作り」、18:00~21:00には、昔ながらの縁日の射的やゲームなど、懐かしの雰囲気を楽しめる「レトロ縁日」が行われる。
18:00~18:15に開催される「さの秀郷太鼓」では、力強く迫力のある太鼓の演奏が見られる。19:00~19:30には「納涼ライブ」を実施。栃木県を拠点に活動するTAPPYさんによる、ハンドパン演奏を届ける。風鈴の音と重なる幻想的な音色が、夏の夜をやさしく包み込む。
18:00~21:00に開催される「天体観測」では、その日の夜から使える天体望遠鏡や、ゲームで天体グッズなどをプレゼント。暗くなってからは天体望遠鏡で天体観察ができる。
19:30~の「お化けナイトツアー」では、テルさんと一緒に謎解きお化けナイトツアーが楽しめる。
家族や友人と一緒に「唐澤山神社 風鈴参道~天明鋳物 涼音の杜~」に足を運んでみては。
■唐澤山神社 風鈴参道~天明鋳物 涼音の杜~
開催期間:7月12日(土)~8月24日(日)
会場:唐澤山神社
住所:栃木県佐野市富士町1409
詳細:https://sano-kankokk.jp/?p=9669
唐澤山神社HP:http://karasawayama.com
(ソルトピーチ)
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