2011年から官民一体となり、熱中症予防の啓発活動を推進する熱中症予防声かけプロジェクト事務局は、鳥取砂丘の玄関口に位置する鳥取砂丘ビジターセンターと連携。鳥取砂丘に訪れている観光客と、鳥取砂丘ビジターセンターで働く従業員に向けて、熱中症予防の啓発アクションを実施している。
7月19日(土)には、熱中症予防声かけプロジェクトと鳥取砂丘ビジターセンターが集まり出陣式を開催。官民一体での熱中症予防の啓発をスタートした。
観光客に向けた3つのアクション
観光客向けの啓発連携アクションは、次の3点。まず1点は、熱中症予防啓発の「専用のぼり」を設置すること。日本人だけではなく、インバウンドにも対応した「啓発のぼり」だ。
2点目は、同プロジェクトのスペシャル応援企業である花王と連携し、「ビオレ冷タオルの個包装」特別販売の実施と、「ビオレUVケア」の特別無料体験を実施すること。花王と同プロジェクトが連携し、自治体向けに提供している環境配慮型の「ビオレ冷タオル特別個包装」を購入しやすい個包装の形で販売。観光客に、首を冷やすという暑さ対策を実施してもらうよう促す狙いだ。また、「ビオレUVケア」の無料体験コーナーを設け、紫外線による暑さ対策も推進している。
3点目は、同プロジェクトのスペシャル応援企業である伊藤忠ファッションシステムと連携し、暑さ対策にもなる機能性Tシャツ「ひと涼みTシャツ」を鳥取砂丘ビジターセンターで販売することだ。
従業員に向けた3つのアクション
鳥取砂丘ビジターセンターの従業員に向けた啓発連携アクションは、次の3点だ。まず1点目は、従業員に花王から提供された「ビオレUVケア」を無償提供し、従業員の暑さ対策を実施すること。
2点目は、従業員に伊藤忠ファッションシステムから提供された「ひと涼みTシャツ」を無償提供し、従業員の暑さ対策を実施すること。
3点目は、同プロジェクトのスペシャル応援企業であるキリンビバレッジから提供された「ソルティーライチ500mlPET」を無償提供し、従業員へのこまめな水分補給啓発を実施することだ。
声かけにより熱中症を予防する
熱中症予防声かけプロジェクトは、全国の地方自治体や官公庁、企業、民間団体が官民一体で取り組む、熱中症予防を目的としたプロジェクトだ。2011年に発足し、今年で15年目となる。
みんなで声かけをすれば、熱中症は防げるだろう。同プロジェクトでは、「声をかける」というコミュニケーションの力で、熱中症による死亡者をゼロにすることを目指している。また、同プロジェクトは、医師や大学教授などの有識者による実行委員会を中心に、賛同会員とともに官民一体での啓発活動を全国的に展開。これまでの連携実績企業数は、7月12日(日)時点で5,870団体、連携実績自治体は1,402、熱中症対策アドバイザー数は2万4,883人だ。
同プロジェクトでは、これらの活動を通じて、鳥取砂丘を訪れる観光客やインバウンドだけでなく、鳥取砂丘ビジターセンターで働く従業員に対しても熱中症予防の啓発を実施していく。
この機会に、熱中症予防声かけプロジェクトについてチェックしてみては。
■熱中症予防声かけプロジェクト
実施場所:鳥取砂丘ビジターセンター
住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
実施日:7月19日(土)~8月17日(日)のうち、土日祝等16日間/※7月19(土)、20(日)、21(月)、26(土)、27日(日)/8月2(土)、3(日)、9(土)、10(日)、11(月)、12(火),13(水),14(木),15(金),16(土),17日(日)
熱中症予防声かけプロジェクト公式HP:https://www.hitosuzumi.jp
熱中症対策アドバイザー養成講座詳細:https://hitosuzumi.jp/aboutadviser
(熊田明日良)
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