岡山・高松～松山間の特急列車内からタクシーを事前手配できるサービスの実証実験実施

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2025.07.25

香川県高松市に本社を置く四国旅客鉄道(以下、JR四国)と、徳島県徳島市に本社を置く電脳交通は、8月1日(金)～12月31日(水)の期間、特急列車内からタクシーを手配できるサービスの実証実験を実施する。

今回の実証実験は、国土交通省の令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業」に選定されている。また、香川県内においては、香川県タクシー利用利便性向上協議会による「観光の足」確保に向けた実証実験と連携した取組みとなる。

実証実験概要
サービスの利用方法と仕組み

実証実験概要

同実証実験は、鉄道からタクシーへの乗り継ぎの円滑化による利便性向上を目的として、昨年度に引き続き、電脳交通が提供する『列車内で降車後のタクシーを事前に手配できるサービス「タクジット」』を活用して実施される。

実証実験期間中、岡山・高松～松山間を運行する特急列車内(8600系・8000系電車)において、対象駅で降車した後のタクシーを事前手配できるサービスを提供する。

対象列車は、予讃線の特急しおかぜ、特急いしづち、特急モーニングEXP高松・松山だ。

対象駅は、高松駅(香川県高松市)、坂出駅(香川県坂出市)、宇多津駅(香川県宇多津町)、丸亀駅(香川県丸亀市)、多度津駅(香川県多度津町)、観音寺駅(香川県観音寺市)、川之江駅(愛媛県四国中央市)、伊予三島駅(愛媛県四国中央市)、今治駅(愛媛県今治市)となっている。

なお、高松駅、坂出駅、観音寺駅は、昨年度から追加された。

サービスの利用方法と仕組み

乗客は、特急列車の座席背面テーブルに掲示されているステッカーのQRコードをスマホで読み取り、「JR四国列車内タクシー配車WEBフォーム」に、氏名・電話番号・メールアドレス(任意)・列車名・降車駅・目的地(任意)などを入力または選択する。予約内容を確認して送信すると、配車結果がSMSもしくはメールで届く。