環境省と産経新聞社は、7月18日(金)~11月16日(日)の期間、福島の復興と未来に向けた若い世代のアイデアや思いを表彰する「チャレンジ・アワード2025」の作品を、特設サイトにて募集している。
「チャレンジ・アワード」について
「チャレンジ・アワード」は、平成23(2011)年の東日本大震災で、東京電力福島第一原子力発電所事故などによる大きな被害を受けた福島の未来に向けて、若い世代の考える機会や繋がりを作ることを目的に令和2(2020)年にスタート。昨年度は331件の応募があったそうだ。
同アワードでは、「福島、その先の環境へ。」をテーマに、作文やプレゼンテーション、アートポスター作品を募集する。
全国の中学生から大学生までの作品が対象で、複数人のグループで応募することも可能。作文・プレゼンテーション作品は中学生・高校生・大学生の3部門ごとに、アートポスター作品は応募者共通の1部門から表彰作品を選出する。
募集概要
作文・プレゼンテーションの3部門では、福島のこれからを「こう変えたい」「こうなってほしい」という環境に関する取り組みの提案や、復興や未来を作るためのアイデアや活動についてまとめた作品を募集する。

2024年度環境大臣賞<中学生の部>いわき市立中央台北中学校・斎藤礼さん「福島を発展させるために私にできること」
中学生の部では、中学生を対象に1200字程度の作文を募集。主な審査基準は、独自性、独創性、福島への貢献性だ。

2024年度環境大臣賞<高校生の部>洛南高等学校・村上智絢さん「福島から始まる未来のエネルギー革命 ~持続可能なエシカル都市へ~」
高校生の部では、高等専門学校(1~3年)、専修学校高等課程、特別支援学校高等部の学生を含む高校生を対象に、プレゼンテーション資料(表紙を含むA4サイズ8枚)を募集。主な審査基準は、情報やデータの正確性、信頼性/独自性、独創性/福島への貢献性(実現性、持続性)/プレゼンテーション力だ。

2024年度環境大臣賞<大学生の部>「大学生による除染土に関するオリジナルワークショップ」制作委員会・山田歩さん他4名「『大学生による除染土に関するオリジナルワークショップ』の制作と実施」
大学生の部は、大学院、短期大学、専修学校専門課程(専門学校)、高等専門学校(4~5年および専攻科)の学生を含む大学生が対象。募集作品および主な審査基準は、高校生の部と同じだ。

2024年度環境大臣賞<アートポスターの部>福島県立福島西高等学校・武藤春香さん「次へ」
アートポスターの部では、中学生の部・高校生の部・大学生の部の応募資格者を対象に、福島がこれからどうなってほしいか、福島への思いを表現した作品を募集。応募できる作品はA3~B2サイズ1枚で、タイトル名をつけ、100字以内の補足説明の記載が必要だ。主な審査基準は、独自性、独創性、福島への貢献性。なお、作文・プレゼンテーションの過去受賞作品から着想し、作成することも可としている。
各賞・副賞など
応募作品の中から、最優秀賞「環境大臣」、優秀賞「福島県知事賞」「福島県教育委員会教育長賞」のほか、入賞と特別賞を選出。令和8年3月に表彰式を実施する。受賞者は、副賞として福島での現地見学会に招待される。
受賞作品は、受賞者の承諾のうえ、作品およびインタビューを環境省のホームページ等で掲載予定。また、環境省が実施するイベント等に参加、発表の機会が与えられることがある。
なお、応募者全員に参加証明書が贈られる。
福島の復興と未来に向けた思いを形にした作品を「チャレンジ・アワード2025」へ応募してみては。
■チャレンジ・アワード2025
募集期間:7月18日(金)~11月16日(日)23時59分
特設サイト:https://kankyosaisei.env.go.jp/next/award
(Higuchi)
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