パパの家事参加を支援するプロジェクト発足!約1000箇所の産婦人科でリーフレット配布

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ライオンは、共働き世帯の増加や育児における夫婦の協力が不可欠となる現代において、パパがもっと気軽に、そして主体的に家事に参加できる社会を目指して、「パパっと家事プロジェクト」を発足した。

活動の第1弾として、7月下旬より日本全国の約1,000箇所の産婦人科施設にて、同プロジェクトで制作したリーフレット「家事ハックガイド」を順次配布。なお、予定配布数に達し次第終了だ。

「パパっと家事プロジェクト」概要

「パパっと家事プロジェクト」では、実態調査に基づいた情報発信や、すぐに役立つ家事ハックガイドの提供などを通じて、家事の負担軽減と育児への積極的な参画を応援。

プロジェクトを通して夫婦間の家事の問題を解決し、全ての家族が笑顔で過ごせる社会の実現に貢献していく。

「家事ハックガイド」配布

同プロジェクトの活動第1弾として、妊娠中から産後にかけてアンバランスになりがちな夫婦間家事シェアの課題解決の一助となるよう、全国約1,000箇所の産婦人科でリーフレット「家事ハックガイド」を7月下旬より順次配布。

これから親になる夫婦、特にパパとなる人が家事に関わるきっかけを提供し、産後のスムーズな育児生活への移行を支援することを目的としている。



「家事ハックガイド」には、妊娠中から産後にかけて夫婦で協力して家事を進めるための具体的なヒントが満載だ。

「お風呂掃除」では実践したい3つの習慣、「食器洗い」では時短につながる洗い方、「洗濯」では失敗しない干し方、「トイレ掃除」ではトイレを清潔に保つコツなど、すぐに役立つティップスを紹介。

また、基本的な疑問点も分かりやすく解説されており、家事初心者でも安心して取り組める内容に。出産を控えた夫婦がスムーズに家事分担をスタートし、協力的な育児生活を送るための一助となることを目指している。

「パパっと家事プロジェクト」発足の背景

働き方や家族構成が多様化する現代において、家事の在り方も画一的ではない。夫婦間の協力、テクノロジーの活用、外部サービスの利用など、各家庭がそれぞれの価値観や状況に合わせて、最適な家事のスタイルを模索する時代となっている。

そのような時代背景の中で同社は、全国の妊娠中の家庭の男女206名と直近1年以内に子どもが産まれた家庭の男女206名を対象として、「妊娠中・産後直後の家庭の家事事情調査」を実施。調査結果の中で、各家庭の実態に加えて、男女間での家事に対しての考え方の差が見えてきたそう。

同社は、共働き世帯や男性の育休取得率の高まり(*1*2)など、夫婦間での協力が不可欠となってきている現代において、男性が家事を通じて家族に貢献することで、より良い家庭生活が実現できると考えている。そのような背景から「パパっと家事プロジェクト」の発足に至った。

「妊娠中・産後直後の家庭の家事事情調査」サマリー

家事の大部分を担っている、もしくはある程度の家事をこなしていると回答した割合の合算値 n=各103名

「妊娠中・産後直後の家庭の家事事情調査」では、自身が“家事をしている実感”は、男性においては産前よりも産後に10%以上低下していることが明らかに。

一方で女性は、妊娠期から産後にかけて87.4%から93.2%と大きく上昇する結果となった。

n=各103名

産後1年以内の女性の内、37.9%が1週間で「10時間以上家事に時間を費やす」と回答し、上記の調査結果を示唆する結果が出ているそう。

n=各103名

また、女性から男性に対しての「どの程度家事をしているか」についての評価は厳しい結果に。

「夫は家事をあまりしていない」と認識している女性は、妊娠期で58.3%、産後1年以内の女性で60.2%という回答が得られている。男性の家事実感値(妊娠期の男性79.6%、産後1年以内の男性66.0%)と乖離が見られたという。

※女性の家事担当率から男性の家事担当率を差し引いた時に30%以下のものをそれぞれ列挙 (n=各103名)

男性に対して、普段どのような家事を担当しているのかを尋ねたところ、妊娠期は「ゴミ分別」「食器洗い」「お風呂掃除」といった物理的な作業系の家事を中心に担当している割合が高いことが判明。

一方、産後になると女性の家事担当率が高くなり、男性の継続的な家事参画に課題があると推察される。

n=男女200名ずつ

さらに、女性がパートナーに対して感謝している家事上位は「食器洗い」と「お風呂掃除」という結果に。

n=208名(女性)

n=104名(妊娠期の女性)

プレママがパートナーに担当して欲しい家事1位は「お風呂掃除」、プレママがパートナーの方が上手だと思う家事1位は「お風呂掃除」「粗大ごみ/特殊ごみの処理」となった。

産前産後でニーズに多少の変化はあるものの、女性からの“喜ばれ家事”と考えられる「お風呂掃除」をマスターして継続していくことが、男性が家事へ参画する第一歩になると期待できる。

パパの家事参加をHOW TOから支援する「パパっと家事プロジェクト」の活動に注目してみては。

*1 令和5年版 厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会-より:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/backdata/02-01-01-03.html
*2 令和5年度育児休業取得率の調査結果公表、改正育児・介護休業法等の概要について:https://ikumen-project.mhlw.go.jp/assets/pdf/event/report_R5_2.pdf

(Higuchi)

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