全国の観光施設・指定管理企業、自治体、各種観光業向けに集客、注目を集める観光客参加型ドラマアトラクション「エンタビ」を提供するプレイングは、全国の観光施設、観光協会、自治体他を対象とした「エンタビ体験会～遊演地2025」を、10月18日(土)・19日(日)に、大阪・堺市民芸術文化ホール フェニーチェ堺にて開催する。
観光業の現状と課題
コロナ禍を越えて今、日本の観光業は大いに盛り上がっている。その裏では、都会と地方の格差、少子高齢化による過疎化によって崩壊寸前の観光地、ルールが守られず、観光客の集中によるオーバーツーリズムで、地元が疲弊し切ってしまうなど、日本の観光地が置かれている環境は非常に過酷であり、深刻な社会課題になっている。
国土交通省は「地方部への誘客をより一層強力に推進し、全国津々浦々あまねく観光客を呼び込んで行く」必要性を述べ、観光庁は「地域の負担に配慮した、その地域ならではの資源を活かしたコンテンツの造成・工夫」の必要性を求めている。
しかし、日本博物館協会は、日本の博物館(歴史館・水族館・動植物園・美術館など)の典型的な姿として入館者数が年間5,000人未満であることを発表し、2023年22件の博物館が閉館、2024年も半年で14件が閉館したと報告しているという。
一方で、日本交通公社の調査では、観光の目的として「現地ツアー・体験プログラム等の参加」が唯一の増加傾向をみせているそう。これは人気の観光目的であるグルメ、温泉、景勝地・歴史名所訪問、ショッピングに次ぐ観光の目的になっているという。
このように、観光は“観る”から“体験する”ことが求められるようになってきているのが分かる。
現状の観光地の問題を解決に導く新しい一手
兵庫県立兵庫津ミュージアムで開催のエンタビ「バトルインヒョウゴノツ」
そんななか、18年の旅行業経験と、26年の劇団経験があるプレイングは、豊かな「日本丸ごとテーマパーク」を実現し、現状の観光地の問題解決に導く新しい一手として「エンタビ」を開発。実証実験を繰り返し行ってきた。
堺市立さかい利晶の杜で開催のエンタビ「和菓子を食べた猫」
自治体やボランティアガイドが場当たり的に対応する観光地の問題を包括的に解決できる「エンタビ」は、これからの日本の観光業を担う救世主となるかもしれない。
2024年開催の遊演地、テーマは「ハロウィン」
2023年開催の遊演地
コンテンツはある、けれど使われていない。開催する施設もある、けれど知られていない。
プレイングは、たくさんの観光地、観光施設、指定管理者、自治体に「エンタビ」の可能性を伝えることが、日本の観光地の未来を変える力になり得ると考えている。
観光事業に特化した「エンタビ」の体験会
10月に開催される「エンタビ体験会～遊演地2025」は、観光事業に特化した「エンタビ」の体験会として、「観光施設での観光客参加型ドラマアトラクション『エンタビ』を実際に体験する」「既存の概念にとらわれない施設の利用方法を提案する」ことを目的に開催。
2025年初開催となる今回は、普段は会社員、学生の週末役者が迫力のある演技で観客を引き込むドラマチックな物語「エンタビ時代劇」、会場を回遊しながら物語を巡り、見るだけではなく参加する物語を体験できる「エンタビミステリー」、一度に300名の観客全員に参加してもらい、楽しませる演出を提供する「エンタビおとぎ話」と、どんな場所でも開催可能で、人気の高い演目を用意。
物語の面白さだけでなく、観客を巻き込む演出、観客を安心して盛り上げることができるスタッフとしての運営力を一気に体験できる場所を創出するとしている。
「エンタビ体験会～遊演地2025」詳細
「エンタビ体験会～遊演地2025」の参加費は1人1,500円で、高校生以下は無料。未就学児も入場可能だ。事前に予約フォームから申し込みをしておこう。
この機会に、「日本の観光地を演出で変える」観光客参加型ドラマアトラクション「エンタビ体験会～遊演地2025」に参加してみては。
■エンタビ体験会～遊演地2025
日程：10月18日(土)17:00開場 18:00開演
10月19日(日)12:00開場 13:00開演
※公演時間は両日とも90分予定
会場：堺市民芸術文化ホール フェニーチェ堺
予約フォーム：https://forms.gle/GFWqjmbNGeY7doaW8
エンタビ：https://www.gekidanplaying.com
(佐藤ゆり)
The post 【大阪府堺市】観光客参加型のドラマアトラクション「エンタビ体験会～遊演地2025」開催！ first appeared on ストレートプレス：STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.
