在日韓国人占術師が手掛ける、“占い×韓国雑貨”ブランド「Seolle Creative」誕生

在日韓国人占術師・イソラ氏が手がける、“占い×韓国雑貨”ブランド「Seolle Creative(ソルレクリエイティヴ)」が誕生した。

占い×韓国ライフスタイル雑貨ブランド

「Seolle Creative」は、占いと雑貨を融合し、“心”と“暮らし”の両面から自己肯定感を育む新ブランド。

プロデュースするのは、デビュー1ヶ月でリピーター70％超を記録したという占術師のイソラ氏だ。同ブランドは、占いによる心のケアと韓国雑貨による日常のときめきを組み合わせた体験で、「心の安定と日常の彩りを、ひとつの体験で届ける」ことを目指している。

「Seolle Creative」の人気No.1サービスは、イソラ氏による占術鑑定「あなたの取扱説明書」だそう。生まれ持った性格や可能性を丁寧に言語化し、「自分を好きになれる」体験として支持されている。

近年、Z世代・ミレニアル世代を中心に「自分を認めたい」「整えたい」という気持ちが高まりつつある。

内閣府調査によると、日本の若者の自己肯定感は主要国の中で最低水準だそう。“自分に満足している”と答えた割合は、アメリカの半分以下という結果も出ているのだとか。

こうした背景のもと、瞑想やヨガ、占い、ライフスタイル雑貨など、「心を整える」「日常を大切にする」体験への需要が高まっているといえるだろう。

「Seolle Creative」を立ち上げたイソラ氏は、日本で生まれ育った在日韓国人。「自分は日本人なのか、韓国人なのか」。アイデンティティに揺れながら過ごした幼少期を経て、やがて「どちらかを選ぶのではなく、両方を受け入れる」という新しい価値観に辿り着いたという。

同氏は、かつて秘書として、大企業のエグゼクティブや政治家などをサポートしてきた。その中で見たのは「肩書き」の裏にある孤独や葛藤だったそう。

人は誰しも迷い、不安を抱えている。だからこそ「人の心を支える仕事がしたい」と、占いの道へ。西洋占星術、タロット、韓国伝統タロットを学び、占術師として活動を始めた。

「Seolle Creative」では、韓国文化への愛着からもう一つのブランド、韓国雑貨ブランド「Kakolog:)」も同時に展開。

韓国の日常を思わせるくすみカラーの調理器具、ソウルのアパートメントを感じるアイテム、手仕事の温もりが感じられる雑貨など、韓国現地で職人やデザイナーと直接会い、「物語と品質のある雑貨」だけをセレクトしている。

アイテムには、空からふわっと降りてきたような雲のキャンドルをはじめ、

SEOUL DESIGN 2024に選出された「rodemtree」のエプロン、

韓国カフェから飛び出してきたような箸置き、

韓国の日常を思わせる、やさしいくすみカラーのカトラリーのほか、

「ソウルのアパートメントから」シリーズなどを取り扱う。

イソラ氏は、「私は日本で生まれ育った韓国人です。アイデンティティに迷った時期もありましたが、今は両方を愛せるようになりました。

その感性で、心と暮らしの両方に寄り添うブランドをつくりたかった。星は未来を照らし、雑貨は今日を彩る——あなたの心が少し軽くなるように、そして今日をちょっと好きになれるように、Seolle Creative(ソルレクリエイティヴ)を届けていきます。」とコメントを寄せた。

また、イソラ氏は、今後も韓国カルチャー×占いイベント(K-FOODや雑貨との融合体験)や、占い＆雑貨好きが集うオンラインコミュニティ、韓国観光・文化コンテンツとのコラボイベントなどを開催していく予定だ。

イソラ氏の占術鑑定と「Kakolog:)」の韓国雑貨を組み合わせた、“体験とモノの融合”によるウェルビーイングブランド「Seolle Creative」をチェックしてみては。

■ Seolle Creative
住所：東京都世田谷区太子堂4丁目18番15号マガザン三軒茶屋
公式HP：https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000281622

(丸本チャ子)