北海道札幌市に本社を構え、北海道と東京を中心に事業企画開発を行うi Creations Holdingsは、小樽市祝津にある市の指定歴史的建造物「旧白鳥家番屋」にて、「小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -」を8月8日(金)にオープンした。
小樽市指定歴史的建造物「旧白鳥家番屋」
小樽市指定歴史的建造物 第62号「旧白鳥家番屋」は、小樽で本格的なニシン漁が盛んとなった明治初期の建造物で、北のウォール街と呼ばれた当時の小樽の風格を感じさせる。
番屋の主人と漁夫、それぞれの住居が大屋根で一体となった造りが特徴。主人の住まいがあった部分には床の間や欄間を設けた和風住宅の特徴を見ることができ、漁夫の寝床は天井が高い吹き抜けの造りとなっている。
平成7年に建物の補修工事が行われ、その翌年には小樽市都市景観賞を受賞した名誉ある建物だ。
コンセプトとテーマ
「小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -」では、小樽市民はもちろん、国内外問わず、たくさんの観光客にも満足してもらえるよう、“こだわりの空間と食事”をコンセプトに掲げ、古き良き建物と調和するアンティーク家具を基調に、穏やかな時間を過ごせる空間を作りあげた。
歴史ある建物の魅力と、そこに残る物語を素直に感じられるよう“和カフェ”をテーマに、小樽市の新たな魅力を伝えるスポットになればと考えている。
こだわりの空間とメニュー、古雑貨販売も
「小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -」の店内は、明治10年代に建てられたとされる建物の風貌にあわせ、「“栄枯転変”を楽しむ」をコンセプトに、アンティーク家具と無垢一枚板で統一したこだわり溢れる空間に。インテリアグリーンを柔らかな光が照らす、開放感のあるカフェインテリアに仕上げた。なお、空間監修は、hotaru des hotaruだ。
抹茶かき氷
同店のメニューは、店内調理にこだわっている。かき氷のシロップや練乳、モンブランのアイスに至るまで、全て店内で手作りされ、ケーキやトーストも店内で焼き上げている。
フードメニューは、かき氷、モンブラン、フルーツサンド、淡雪チーズケーキ、チョコレートテリーヌ、ポテトチーズトースト/本日のトーストなどだ。
また、同店のおすすめである「深煎り煎茶」は三度に分けて淹れられ、淹れる度に変わる繊細な味の変化を最後まで楽しむことができる。
そのほかのドリンクメニューは、桂香烏龍茶、紅茶(アールグレイ/ダージリン/エデン等)、カモミールティー/美肌ハーブティーなどを用意している。
同店では、陶器や骨董品、古道具等の雑貨を販売。「旧白鳥番屋」の雰囲気を活かし、小樽焼きをはじめとした伝統的な器や、手工芸と呼ばれる日本古来の暮らしの道具を揃えている。
素敵な品を常に探しており、もう一度同店を訪れた際には、新たなアンティークとの出会いも楽しめるかもしれない。かつて人々が実際に使っていた物に触れ、その歴史や時代の変遷に想いを馳せてみよう。
歴史的建造物の魅力を活かしたカフェ「小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -」へ足を運んでみては。
■小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -(おたるさぼう -きゅうしらとりばんや-)
所在地：小樽市祝津3丁目191番地
営業時間：10:00〜18:30 (ラストオーダー17:30)
定休日：不定休
設備：28席(テーブル)/Free wi-fi完備
サービス提供形式：イートイン、ドリンクテイクアウト、食物販(紅茶葉、紅茶ティーバッグ、珈琲豆)、雑貨販売
Instagram：https://www.instagram.com/otaru_sabou
(Higuchi)
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