ニューオークボは、1982年に千葉県柏市で創業、業務用生パスタ国内シェアNo.1のパスタ専業メーカーだ。そのニューオークボが、今年8月に新たな取り組みとして「アスリートパスタ」をテーマに、柏のプロスポーツチームと連携したパスタシリーズの販売を始めた。それに伴い、Jリーグサポーターが運営する“スポーツ観戦者と地域を結ぶ”会社・AT(エーティー)がコラボを提案。ともにタッグを組んで柏を盛り上げる取り組みを開始した。
ATとニューオー久保のコラボが実現
この度、ATとニューオークボの協業により、AT主催の「スタまちツアー」参加者や、ビジターサポーター向けフリーペーパー「柏でよりみちアディショナルタイムズ」の執筆者、
配布参加者へのお礼の品として、ニューオークボのもちもちパスタの配布が可能となった。パスタには商品の特長やニューオークボの歴史などが書かれたパンフレットを添付。柏が誇る産業について知ってもらえる工夫もなされている。
ATは柏レイソルのホーム試合前に、JR柏駅前ダブルデッキで「柏でよりみちアディショナルタイムズ」と一緒に「柏のもちもち レイソルパスタ」のフライヤーを配布した。
スタまちツアーでパスタ工場見学を予定
ATではスタジアムのある街の魅力発見・体験ツアー「スタまちツアー」を企画している。
「スタまち」とは、城下町のことをお城下町(おしろしたまち)などと呼ぶように、全国でも限られた特別な地域として、“スタジアムのある街”を略した造語。「スタまちツアー」は、街の魅力をサッカー観戦に訪れたビジターサポーターに知ってもらいたいと企画したツアーで、「学ぶ」「体験する」「持ち帰る」など、アウェイ旅を満喫できる少人数制体験型企画だ。
食品工場のため、見学者は現重装備でエアシャワー室を通ってから入場する
押し出し麺機のダイス(口金)からパスタが出て来る様子が圧巻だ
「スタまちツアー」では、「ニューオークボのパスタ工場見学ツアー」を、今秋から開催できるよう企画している。
生パスタの梱包工程
参加は、ビジターサポーターに限らず、ホームサポーター、パスタ好き、工場見学好き、ものづくりに興味がある人など、コンテンツに興味のある人は誰でも参加OK。詳細は別途発表されるとのことだ。
生パスタ開発のパイオニア、ニューオークボ
ニューオークボは、1933年創業の大久保マカロニが前身のパスタ一筋のパスタメーカー。国内における生パスタ開発のパイオニアだ。素材そのものの味を引き出したパスタづくりにこだわり、イタリアの伝統的な製法を継承。美しい淡黄色、力強くもちもちとした食感、噛んだ時の心地よい音、広がる小麦の香り、上質な甘みが五感を刺激し、「おいしい」と感じられるように、手間と時間をかけて丁寧にパスタを作っている。
ATはスポーツ観戦者と地域を結ぶ
柏でよりみちアディショナルタイムズ
ATは、2024年8月に2人のサッカーサポーターが設立した、“スポーツ観戦者と地域を結ぶ”会社だ。2016年に設立し、現在も継続して活動している「柏でよりみちアディショナルタイムズ」編集部から収益活動を分離するための法人として設立。社名の「AT」には、アディショナルタイムズ、アウェイツーリズムの２つの意味がある。
プロスポーツ観戦において対戦相手の本拠地(ホームタウン)へ向かい、その周辺の観光をする「アウェイツーリズム」を主領域に、それぞれのホームタウンの魅力の発掘・開発を行う。アウェイ遠征で訪れたサポーターを対象にコンテンツを発信し、地域経済や賑わいを活性化させることをミッションとしている。
デジタルプラットフォーム(仮称：アットアウェイ at away)の製作・運営と、そのデジタルプラットフォームとSNS、フリーペーパー、街歩きマップ、Webサイトを組み合わせ、リーチ率の高い情報発信の代行または運営体制の構築を支援。また、地域資源を活かした観光コンテンツの企画事業、制作事業なども行っている。
スポーツ観戦者と地域の声をしっかりと聴きながら、サポーターが遠征を大いに楽しみ、アウェイの街も潤い盛り上がるような《真のニーズに沿った企画》に取組んでいる。
千葉県柏市のAT、ニューオークボがコラボした取組をチェックしてみては。
スタまちツアー URL：https://k-addtimes.com/?page_id=4124
ニューオークボ 公式HP：https://nama-pasta.com
AT 公式HP：https://away-tourism.jp
(熊田明日良)
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