福岡県福岡市に本社を置くボーダレス・ジャパンが展開するエシカルブランド「LIB(リブ)」が、9月5日(金)に国内20店舗目にしてブランド初となる路面店「LIB 神戸元町店」をオープンする。ビジネスバッグやシューズ、財布、名刺入れなど、丁寧な手仕事と豊富なカラーバリエーションが特長の本革製品を取り扱う。
新店舗を神戸にオープン
神戸は港町として多様な文化を受け入れてきた歴史を持つ街だ。新店舗は、市内でも最大級の百貨店・大丸神戸店のすぐそばにオープン。旧居留地・大丸前駅出口1から徒歩約1分の場所に位置する。
「LIB 神戸元町店」が掲げるテーマは、“インクルーシブサロン”。年齢・性別・国籍を問わず、誰もが心地よく過ごせる空間を目指し、訪れた人が「また明日から頑張ろう」と思えるような場をつくりたい、そんな想いが込められている。
地元・六甲の木々を使用
店舗の什器製作には、地元で木を使い、森を守るサイクルを育む「SHARE WOODS.」の協力により、六甲山で育った木材を活用。単なる資源利用ではなく、間伐材を使うことは森を健やかに保つ営みのひとつ。地域の自然と人の暮らしをつなぐ六甲の木々が、新しい空間を形づくり、来店者を迎える。
エシカルブランド「LIB」について
「LIB」は、ボーダレス・ジャパンが展開するソーシャルビジネスのひとつとして、2014年に「ビジネスレザーファクトリー」として事業を開始した。バングラデシュに自社工場を構え、シングルマザーや障がいのある人など、さまざまな事情を抱える人たちに安定した雇用を提供している。9月2日(火)時点で約900名の職人が働いており、日本国内では全国に19店舗を展開している。
今年7月、ブランド名を「LIB」に変更。“Life Is Borderless ─ 美しく、生きる。”をコンセプトに、社会や環境に配慮したエシカルな選択肢をもっと日常に届けていくことを目指している。
「LIB」の本革製品は、手に取りやすい価格帯でありながら、丁寧な手仕事と豊富なカラーバリエーションが特長だ。全12色のカラー展開に加え、ビジネスバッグやシューズ、財布、名刺入れなど、日々の暮らしや仕事に寄り添う多彩なアイテムを取り揃えている。
50以上の事業を世界13ヵ国で展開
ボーダレス・ジャパンは、社会課題をビジネスで解決するソーシャルビジネスしかやらない会社として2007年に設立。貧困・環境・教育・ジェンダーなど、さまざまな社会問題を解決する50以上の事業を世界13ヵ国で展開・2024年度の売上は100億円に及ぶ。
社会起業家を次々と生み出すエコシステムが評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞〜20代に薦めたい『次世代型人材』創出企業〜」を受賞。2023年10月、社会課題解決を次のステージに進めるべく新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表した。より多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組みづくりを目指している。
ハーブティー事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業など、社会問題の解決を目的とした事業を展開している。
初めての路面店として神戸にオープンする「LIB 神戸元町店」を訪れてみては。
■LIB 神戸元町店
住所：兵庫県神戸市中央区元町通1-4-18 国際楽器新元町ビル1F
営業時間：11:00〜19:00
定休日：不定休
公式サイト：http://l-i-b.shop
公式Instagram：https://www.instagram.com/lib_life.is.borderless
(熊田明日良)
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