【大分県竹田市】多世代が集う「都野夏祭り」開催。大迫力の打ち上げ花火や伝統行事で地域を盛り上げる

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大分県竹田市久住町の都野地区にある旧都野中学校グラウンドで、9月13日(土)の16:30〜20:00に、雨天決行で「都野夏祭り」が開催される。

「都野夏祭り」の復活で再び町が賑わう

大分県竹田市久住町の都野地区は、少子高齢化や過疎化により、地域の祭りが10年以上途絶えていたそう。また、地域のシンボルだった竹田市立都野中学校は、生徒数の減少によって創立76年の歴史に幕を閉じ、2023年3月31日(金)に閉校した。

そんな状況の中、2年前に博愛会と九州アルプス商工会が中心となり「都野夏祭り」を復活させたことで、町に再び賑わいが戻ってきたという。

地元の若者や子どもが運営に参加

「都野夏祭り」は、地元の若者や子どもたちが運営に加わったことで、祭りが世代を超えて受け継がれる、新しい地域創生の形となりつつある。

2024年のステージで司会進行やゲームで活躍した地元の中学生たちが、今年も積極的に参加。地域の小学生も「都野あるあるクイズ」を企画し、ステージを盛り上げる。さらに、都野保育所の園児はダンスを披露。自分たちの町のお祭りを自分たちで創り上げることで、子どもたちが「楽しさ」と「郷土愛」を体験できる機会となるだろう。

今年はさらに内容を充実!

2024年開催時は、子どもから高齢者までたくさんの人が集まり賑わったという。そして今年は、さらに充実した内容で祭りを行うとのこと。

2024年に引き続き、来場者が“ほぼ真下から見上げることのできる”大迫力の打ち上げ花火大会や、


都野地区の伝統行事である「ろうそく立て」を、約1500本の竹灯籠を用いて実施。さらに、小学生の絵画作品と灯籠の灯りがコラボレーションする、幻想的な光景も楽しめる。

また、県内で評判の店と地域で愛される人気店による約10台のキッチンカーが出店し、美味しい食事を提供。その他、くたみ太鼓演奏や早食い大会も実施される。福祉施設の人々も地域の一員として祭りを共に創り、誰もが楽しめる温かい空間となるだろう。

実行委員会の委員長・主催者代表のコメント

都野夏祭り実行委員会委員長の木村歩さん(九州アルプス商工会)は、「昨年は、この町にこんなにも人が戻ってくるとは思わず、本当に嬉しくてステージで男泣きしてしまいました。都野夏祭りは、地域の絆を再確認し、みんなで楽しむ特別な機会です。これからも、障がいのある方々や地域の皆様が一緒に楽しめる場を共に創り、地域の文化を次世代へ引き継いでいきたいと思います。ぜひ、たくさんの方にお越しいただき、一緒に夏の思い出を作りましょう」と話している。

また、都野夏祭り主催者代表の浅倉文親さん(コロニー久住施設長)は、「10年以上途絶えていた祭りが復活し、再びこの町にたくさんの人が集まってくれたことを大変嬉しく思います。社会福祉法人博愛会は、これからも利用者さんと共に、この町のバックアップを続けていくことを宣言します。今年は昨年以上に楽しめるイベントになると思いますので、ぜひお越しください」とコメントを寄せた。

博愛会について

「都野夏祭り」を復活させた博愛会は、1952年に設⽴された創立75年目の法人。設⽴当初から現在に⾄るまで、障害者の社会参加を目的として、福祉・農業・⽣産品加⼯・観光産業を融合させた六次産業化を推進している。

大分県立美術館のカフェ「カフェ・シャリテ」や「府内のおうどん」、おしゃれな牡蠣小屋「キツキテラス」や「野遊び浜キャンプ場」など、知的障害者の就労支援や夢を叶える入所支援などワンストップで行っている。

「日本一やさしい社会福祉法人」を目指して、魅力的なサービスを提供することで障害者の生きがい創出や雇用を増やし続けている団体だ。


廃校となった学び舎が笑顔の輪で甦る!「都野夏祭り」を楽しんでみては。

「都野夏祭り」詳細:https://hakuai-oita.com/release/46323

(yukari)

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