埼玉県川越市に本社を置くリップルは、9月13日(土)・14日(日)に、埼玉県内で初となるZEH(ゼッチ)水準リノベーションを施した中古戸建物件の完成見学会を開催する。
住まいの価格高騰と2050年問題に挑む地域企業
不動産買取再販事業を手がけるリップルは、ミッションに「新築以上の感動を。」と掲げている。同社は地域に根ざした不動産事業を展開するなかで、二つの大きな社会課題に直面した。一つは、新築住宅の価格高騰による「住まいの選択肢の減少」。もう一つは、政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」という、環境問題への喫緊の課題だ。
同社は、新築住宅の価格が上昇し続けるなかで、多くの人にとって手の届きやすい価格の中古住宅の価値を高めること、築年数の古い中古住宅のエネルギー性能を向上させることは、これからの社会にとって必要不可欠なミッションだと考え、地域企業として「住まいの価格高騰」と「2050年問題」に挑む。
歴史や物語を大切にしながら最新の技術で未来の価値を
完成見学会を行う物件は、2つの課題を解決するため、築37年の木造戸建住宅をまるごとリノベーションしたもの。ただ美しくするだけでなく、断熱性能や高効率設備を導入し、省エネルギーで快適な暮らしを実現した。これにより、住む人の光熱費負担を軽減し、日本のカーボンニュートラルへの貢献を目指す。さらに、自然素材をふんだんに使い、住むほどに愛着が湧くような、心地よい空間に仕上げた。古い家が持つ「歴史」や「物語」を大切にしながら、最新の技術で「未来」の価値を与えている。
見学会では、築37年の家がZEH水準に生まれ変わったリノベーション物件の内覧ができる。自然素材を活かした温もりある空間を体験できる機会だ。また同社代表による事業の背景とリノベーションへの想いの説明もある。物件紹介だけではなく、住宅業界が抱える課題と、それに対する地域企業の挑戦を伝える場となる。
年間一次エネルギー消費量おおむねゼロを目指した住宅
ZEHとは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略で、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により、年間の一次エネルギー消費量をおおむねゼロにすることを目指した住宅のこと。
今回のリノベーションでは、太陽光発電などの「創エネ」設備は設置していないが、ZEH水準の断熱性能(外壁、屋根、床、窓などの高断熱化)と、高効率な省エネ設備(高効率給湯器など)の導入により、大幅なエネルギー消費量の削減を実現。これにより、光熱費の負担を軽減し、一年を通じて快適な室内温度を保つことが可能になるという。
最新の技術で省エネと快適性を実現した住宅を見学し、住まい選びの参考にしてみては。
■リップル ZEH水準リノベーション中古戸建物件完成見学会
開催日:9月13日(土)・14日(日)
時間:10:00〜16:00
住所:埼玉県狭山市柏原
リップル公式サイト:https://ripple-e.co.jp
(淺野 陽介)
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