三嶋商事は、「みしまの厳選シリーズ」第2弾となる米粉のおかゆ「うれし涙のおかいさん」の発売を記念し、9月29日(月)に30名限定の特別イベントを開催する。
3つの視点から命をつなぐ食の力を体験
「うれし涙のおかいさん」発売記念イベントでは、「学ぶ」「知る」「味わう」の3つの視点から、命をつなぐ食の力を体験できる。
「学ぶ」セッションでは、介護食・嚥下食の料理教室や出張料理を行う、EatCareクリエイト(言語聴覚士)の川端恵里氏が登場。「“生きるを支える”食支援とは?」をテーマに、現場のリアルな声とともに熱いトークを届ける。
「知る」セッションには、アルファ化米粉「すぐ、おかいさん」「うれし涙のおかいさん」の開発者であり、「山田錦発祥の地」と呼ばれる兵庫県多可町で米づくりを行う米農家の辻朋子氏が登壇。開発に至る経緯や苦労、商品に込めた想いや願いを語る。辻氏は「農業女子アワード2022 ベストウーマン賞最優秀賞」を受賞している。
そして「味わう」セッションでは、「うれし涙のおかいさん」の使い方やとろみの付け方を参加者が実際に体験する。作って食べて初めてわかる、お米本来の豊かな香りとやさしい甘みのある味を楽しめる。
イベントは9月29日(月)の18:00〜19:30に、大阪府堺市の三嶋商事本社にて開催。参加費は無料。定員は30名で、事前申込制となっている。
開発者の情熱から生まれた“うれし涙のおかいさん”
「うれし涙のおかいさん」は、兵庫県多可町で酒米「山田錦」を育てる農園若づるの辻朋子さんの情熱から生まれた商品。コロナ禍で10トンもの山田錦が行き場を失い、さらに村の大規模農家も怪我により農業の継続が困難になるという2つの危機に、強い想いで立ち向かったのが開発のきっかけだったという。
炊いたごはんを粉末状にしたアルファ化米粉なので、お湯に溶いて、箸やスプーンで混ぜるだけでミキサー状、ペースト状のおかゆが作れる。作り方が簡単なだけでなく、山田錦100%が織りなすお米本来の甘みととろみは格別。その味は、嚥下食・介護食料理教室や食支援事業等を運営するEatCareクリエイトの川端恵里氏が「嚥下食の世界で、これほどご飯らしい食味ははじめて」と絶賛するほど。
山田錦100%の甘みと香りだけで勝負する「本物」の味わいに、試食した人の目から思わず「うれし涙」がこぼれたというエピソードも生まれた。
元養護学校教員の辻朋子さんは、「おかいさん」の加工を障害のある人々の就労支援施設へ委託し、支え合いの輪を大切にしている。さらにその輪は広がり、2024年の能登半島地震では農林水産省の要請で約5,000食のおかいさんを避難所支援物資として供給し、農林水産大臣から感謝状が贈られた。
一粒のお米が田んぼから食卓へ届き、命を紡ぐ。温かな愛と希望が、このひとさじに込められている。
食べる喜びを届ける三嶋商事の想い
「みしまの厳選シリーズ」は、治療食・介護食の枠を超え、同社が本気で人々に届けたいと感じた商品だけをセレクトしている。いつまでも食べる喜びを感じてもらえるように、また家族で同じ料理を楽しめるように、市販商品の中から素材にこだわり、丁寧に作られた食品を「みしまの厳選シリーズ」として販売している。
「うれし涙のおかいさん」も、食べることや飲み込むことに不安がある人に、安心して食べられる“おかいさん”を届けたいという想いから発売された。
「うれし涙のおかいさん」の原材料は兵庫県多可町中区産のうるち米で、内容量は100g。価格は税込486円(ビースタイル本店価格)だ。
「うれし涙のおかいさん」発売記念イベントで、うれし涙がこぼれるような温かいひとときを体感してみては。
■「うれし涙のおかいさん」発売記念イベント
開催日時:9月29日(月)18:00~19:30
会場:三嶋商事
住所:大阪府堺市中区深井水池町3178
定員:30名限定(事前申込制)
三嶋商事公式サイト:https://www.mishima-s.com
うれし涙のおかいさん販売サイト:https://www.b-style-msc.com
(丸本チャ子)
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