TOMOSUは、人が本を通じて偶然出会い、語り合える“一箱本棚制ライブラリー”「まちごこち文庫」を9月12日(金)にオープン。地域に開かれた交流拠点として、多様な人が自分らしさを表現し、つながりを育む場となることを目的としている。
「まちごこち文庫」の概要
「まちごこち文庫」では、月額2,000円で自分だけの本棚を持ち、お気に入りの本やテーマに沿った選書で自分の世界観や活動を表現できる。全国で広がる「みんとしょ(一箱本棚オーナー制度)」を活用した仕組みで、誰でも自分の“好き”や“夢中”を込めた本棚を持つことができる。貸出は初回登録料300円で利用可能。1人3冊までで、期間は1か月だ。
本棚オーナーは月1回、文庫スペースでイベントや活動紹介を開催できる。利用者から感想を受け取れる仕組みも導入し、本棚利用料の一部は「まちの居心地を良くする活動」に還元される。文庫を利用すること自体が地域を応援することにつながる仕組みだ。
「まちごこち文庫」のあるBONCHI1階は、木製の本棚や丸みのあるソファが並び、緑を基調とした落ち着いた空間だ。近隣には幼稚園や小学校もあり、子ども用の机や椅子を備えることで、親子連れや子どもたちの居場所にもなる。
「まちごこちプロジェクト」から生まれたライブラリー
BONCHIではこれまで、創業支援や交流イベントを通じて「人と人とが出会い、動き出すきっかけ」を生み出してきた。有志で開催した「まちごこち作戦会議」では「まちの居心地」をテーマにさまざまな人が語り合い、日常のつながりを広げるニーズが明らかになった。そこから「まちごこちプロジェクト」が立ち上がり、本を通じて交流を生み出す拠点「まちごこち文庫」が構想された。
TOMOSUの代表理事・まちごこち文庫館長の中島章さんは「まちごこち文庫は、本を通じて気軽に人と出会い、つながりを育む拠点を目指しています。棚ごとに広がる個性豊かな世界観が、地域の日常に小さな変化と出会いをもたらすことを期待しています。」と話している。
さまざまな顔ぶれが揃う本棚オーナー
本棚オーナーへの申込者の動機は「本が好き」「自分の活動を知ってもらいたい」「地域とつながるきっかけがほしい」などさまざま。年齢層は20代〜60代まで幅広く、フリーランスや会社経営者、学生、団体など多様な顔ぶれが揃っている。月1回のイベント開催ができる点も大きな魅力だ。本棚オーナーは、専用リンクから募集している。
この機会に、人が本を通じて偶然出会い、語り合える“一箱本棚制ライブラリー”「まちごこち文庫」をチェックしてみては。
「まちごこち文庫」
住所:奈良県奈良市創業支援施設BONCHI1階
時間:10:00〜18:00(年末年始休館)
オーナー申し込み:https://adorable-enemy-1ca.notion.site/22d6c8fe2a37802f943cc0e5838259d6
イベント申し込み:https://machibunko-openigevent.peatix.com/
(erika)
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