環境に配慮した「エコ花びら」で優しい海洋供養。海を守る供養へ

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海洋散骨を専門に手掛けるブルーオーシャンセレモニーは、10月から散骨セレモニーで使用する花びらを「エコ花びら」へ切り替えることを発表した。

環境にやさしい水溶紙製の「エコ花びら」を採用することで、より環境に配慮した散骨文化の普及を目指すという。

海に負担を残さないお見送り


散骨の際に花を手向ける習慣は、故人を偲ぶ大切な時間といえるだろう。

東京湾をはじめとした全国各地で海洋散骨を提供するブルーオーシャンセレモニーでは、リボン・ワイヤー・茎などを取り除き「花びらのみ」を海に手向ける方法を採用してきた。


一方で、生花には農薬の使用や海岸への漂着などの課題もあり、完全に自然に還る形とは言い切れない状況だった。


こうした背景を踏まえ、新たにブルーオーシャンセレモニーでは、海水に触れると速やかに分散する水溶紙を素材とした完全分解性の「エコ花びら」を導入することに。自然環境への負担を軽減しながらも、美しさや荘厳さはそのままに、海に負担を残さないお見送りを実現していく。

また、「エコ花びら」はは、遺族が自由にメッセージを書き込める。「ありがとう」「安らかに」などの言葉を添えて海に浮かべることで、より心のこもったお見送りが実現できるだろう。

海岸清掃に込めた企業の思い


ブルーオーシャンセレモニーは、海洋環境の保全活動も積極的に行っている。


毎年の仕事始めに全社員が参加する海岸清掃では、これまでに数百袋にも及ぶ漂着ゴミを回収してきた実績を持つ。海洋環境の保全に対する継続的な取り組みを行い、散骨を提供する企業としてではなく、「海を守る仲間」として行動し続ける文化を大切にしている。

今後も、環境に配慮した散骨文化推進への取り組みの一環として、「供養と環境保全の両立」をテーマに、“海に優しい散骨”のスタンダートづくりを目指していくという。

海へ還るという選択に、環境へのやさしさを重ねる「エコ花びら」。ブルーオーシャンが手がける海洋散骨は、地球環境との共生も意識した取り組みといえるだろう。

今後も、供養と環境保全の両立を軸とした取り組みを通じて、持続可能な社会に貢献する企業として注目してみては。

ハウスボートクラブ公式HP:https://blueoceanceremony.jp

(Kanako Aida)

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