岐阜のたまり醤油・豆味噌を木桶仕込みで味わえる未来へ!山川醸造がクラファンに挑戦

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木桶仕込みたまり醤油・豆味噌の醸造元「山川醸造」は、2026年2月完成予定の新桶(新桶2号)を迎えるにあたり、木桶仕込みの味わいを次世代へとつなげていくプロジェクトを立ち上げ、10月1日(水)~11月30日(木)の期間、ローカルクラウドファンディングOCOS(オコス)にてクラウドファンディングを実施する。

杉の木桶を使い豆味噌とたまり醤油を醸造


昭和18年(1943年)に岐阜県岐阜市長良葵町にて創業した「山川醸造」は、長良川の伏流水と杉の木桶を使い、東海地方の伝統的な調味料、豆味噌とたまり醤油を醸造する醸造蔵。国内製造量1%ほどの木桶仕込みの製法で、希少なたまり醤油・豆味噌を2年以上の時間をかけて造り続ける傍らで、「醤油を主役に」をテーマにユニークな商品を開発している。

岐阜の味「たまり醤油」を未来へつなぐ


山川醸造が造る「たまり醤油」は、濃厚な旨味と深い色合いが特徴。「50年以上使っとる」「これじゃないとあかんのやわ」と語る購入者がいるように、かつて多くの家庭で普通の醤油として親しまれてきた、岐阜に根付いた調味料だ。この岐阜の味を50年、100年先まで変わらず届けたいという想いの第一歩として、新しい木桶を迎えるための挑戦をスタートした。

国内流通量の1%しかない木桶仕込み製法



山川醸造にとって、木桶はただの道具ではなく、唯一無二の香りや味わいを作り出す大切なパートナー。しかし現在、木桶仕込み醤油の国内流通量はわずか1%ほど。危機的状況に立ち向かうため、全国の木桶醤油の蔵元や木桶職人などが団結し、技術の共有と次世代育成を進めている。

共感してくれる支援者を求めクラファンに挑戦

プロジェクトは、岐阜の味「たまり醤油・豆味噌」を造り続けること、木桶仕込みの文化を未来にまでつなぐこと、木桶を造る職人の技術を未来に残すことを目的に実施。自分たちの力だけでは、100年先に木桶仕込みのたまりの文化を残すことはできないため、クラウドファンディングにてこの想いに共感してくれる支援者と共に、未来へ一歩を踏み出したいと願っている。

100年使用できる木桶の1回限りの「新桶初たまり」

蔵人しか入れない木桶の中に入れる体験会

目標金額は2,500,000円。リターンとして、新桶で醸造するたまり醤油、桶端材の組子鍋敷き、仕込み現場見学会などが予定されている。

11月30日(木)のクラウドファンディング終了後、2026年1月末~2月7日(土)頃に小豆島にて新桶製造、2月13日(金)に山川醸造にて新桶清祓い安全祈願祭、2月21日(土)に新桶初仕込み、5月に新桶初たまり(長良)と新桶初たまり(みのび)を発売予定となっている。


木桶仕込みの味わいを次世代へとつなげていく「山川醸造」のプロジェクトを支援して、木桶とたまりの文化に触れてみては。

OCOS:https://www.oco-s.jp
プロジェクト名:100年先も、岐阜の味『たまり醤油・豆味噌』を木桶仕込みで味わえる未来へ

山川醸造HP:https://yamakawa.tamariya.com

(山本えり)

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