大阪府大阪市に本社を置く五徳珈琲は、岐阜県飛騨高山の斐太竜覚窯(ひだりゅうかくがま)と共同で、自社開発の目盛り付ステンレスフィルターを使用した「至高の珈琲急須」を開発した。
クラウドファンディングサイトMakuakeにて10月25日(土)まで応援購入を受け付けており、すでに目標金額の472%を達成。先着100名限定の募集のうち、10月2日(木)現在で47セットが購入済みとなっている。
「至高の珈琲急須」開発背景
珈琲を毎日飲む五徳珈琲の代表は、「日本で最初に珈琲を飲んだ人たちは、どうやって淹れていたのか?」と疑問を抱き、調べたところ、「土瓶で煮出していた」という記述を発見。これをきっかけに「急須で珈琲を飲む」という新しい選択肢が生まれた。
実際に淹れてみると、驚くほど雑味が少なく、誰もが「飲みやすい」と感じる味わいだったそう。陶器が持つ微細な孔が、渋みをやわらげる“やさしさ”を引き出していた。
この体験から「海外文化の珈琲を、日本の伝統技術で再構築したい」という想いが芽生え、五徳珈琲のロゴを手掛けた書家・茂住菁邨(もずみせいそん)氏(新元号「令和」を揮毫)を訪ねたところ、旧友である陶芸家・荒家敏伸(あらやとしのぶ)氏を紹介してくれたそう。
こうして、荒家氏との挑戦が始まった。ステンレスフィルターを組み込んだ急須という前例のない試みに、何度も壁にぶつかりながら、約1年をかけて開発した。
完成した「珈琲急須」は、職人の技と現代の機能性を融合させた唯一無二の器。単なる「売れるもの」ではなく、情熱と歴史、そして“本当に良いもの”を追求した結晶となった。
同社は、同製品を通じ、日本の伝統技術を活かした“新しい珈琲のスタイル”を提案する。
「至高の珈琲急須」の特長
一般的な珈琲器具はガラス製が多いが、「至高の珈琲急須」は陶器製だ。また、従来の珈琲急須は吸水性を活かすために内側へ釉薬(陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のこと)を塗っていないものがほとんどで、この場合、吸水性を活かす構造上、耐久性・衛生面に課題が生まれる。
同製品は、荒家氏の技術で釉薬を施し、耐久性・衛生面に優れながらも、雑味や渋味・酸味をほどよく抑え、旨味とコクをしっかり残す構造となっている。
また、味わいの決め手になる珈琲豆の油分「珈琲オイル」を最大限に抽出可能。一般的なペーパードリップでは、淹れる人の技術が問われるためオイルが十分に抽出されず、豆が持つ本来の味わいが大きく左右されるが、同製品なら、粉をお湯にそっと浸すだけで、珈琲オイルまで最大限に抽出できる。
さらに、誰でも簡単に自宅で美味しい珈琲を飲めるよう、自社開発の目盛り付ステンレスフィルターを採用。お湯をどこまで入れればいいのかが一目でわかる構造になっている。使い捨てのペーパーフィルターも使用しないので、繰り返し使えるサステナブルな製品を実現した。
体験者の声
体験者からは、「初めての珈琲急須で淹れた珈琲にびっくり!」、
「とにかく上品で飲みやすい!」、
「苦いのが苦手ですが美味しく飲めました。」、
「口当たりの良い珈琲でほっと一息つけました。」、
「いろいろな豆で試して世界を広げていきたい」といった声が寄せられている。
陶芸家・荒家敏伸氏について
荒家敏伸氏は、陶器と向き合い続けて40年を超える。「目になじみ 手になじむ」をモットーとし、日常使いできる器を中心に製造・販売している。
同氏は、「主役はお料理(お飲み物)なので、『どう盛り付けられるか』『使う側がどう使ったら楽しいのか』。自分たちは主役ではなく、それを演出するための脇役である」と述べる。
Makuakeでのリターン
Makuakeでは、「珈琲急須 単品」や「珈琲急須+カップ&ソーサーセット」などのリターンを用意。数に限りがあるので、気になる人は早めにチェックしよう。
五徳珈琲について
五徳珈琲では、自社焙煎を行い、常に挽きたてのコーヒー豆を提供。世界でのコーヒー消費量が4位といわれている日本において、飲む人が美味しいと思う「本物のコーヒー」を届けている。
また、同社の商品は多くの人々が支えており、その人々にもスポットライトが当たるよう、かかわるすべての人がプラスになっていくことを第一に考え続けている。
同社代表の左海亮氏は、「従来の珈琲急須に改良を重ねたことで利便性が向上し、余計な手間を省きながら、日常に“上質な一杯”を。それが、『斐太竜覚窯 珈琲急須』の提案する新しいスタイルです。(一部抜粋)」とコメントしている。
誰でも飲みやすい味わい深い一杯を淹れられる「至高の珈琲急須」をチェックしてみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:“斐太竜覚窯”の匠が生む【至高の珈琲急須】
(Higuchi)
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