
いす−1GP 岩手大槌大会 前年開催より
岩手県大槌町の大槌商工会青年部は、11月2日(日)に、3回目となる「いす−1GP 岩手大槌大会」を、大槌町末広町商店街通りにて開催する。
事務いすを使って2時間でコースを何周走れるかを競う
「いす−1GP」は、日本事務いすレース協会(JORA)が監修する、2時間の間に事務いすを使ってコースを何周走れるかを競う耐久レース。
2010年に京都府京田辺市のキララ商店街で誕生し、現在では日本国内20か所以上で開催されている。一度見たら忘れることができないインパクトのある光景が見所で、海外SNSメディアをはじめ、世界が注目する大会となっている。

大槌商工会青年部
大槌商工会青年部は、「いす−1GP 岩手大槌大会」の開催を通じて交流人口の拡大や大槌町の地域活性化に貢献し、がんばる大人たちの背中を子どもたちに見せて、子どもたちの健全な育成につなげていきたいと考えている。
大槌町の人流を回復させる、地域を盛り上げるイベント
大槌町は、三陸海岸の中央に位置しており、漁業をはじめとした第1次産業や、夏の海水浴など観光が盛んな地域。平成23年の東日本大震災では多大な被害を受けたが、県内はもとより、全国、世界から多くの支援を受け復興を果たした。
しかし、住宅や店舗の再建は進んだが、大幅な人口減少によって地域経済は縮小傾向にある。また、復興需要は一過性であったことに加え、令和2年からの新型コロナウイルス感染症の影響が長引き、観光客数や町内の経済は停滞が続いている。

第1回大会の様子
コロナ禍では、人流の制限で学生が気軽に外に出られないということもあり、大槌町の人流を回復させるため地域が盛り上がるイベントを行いたいと考え、令和5年10月に「いす−1GP 岩手大槌大会」を初開催した。

第1回大会記念写真
第1回大会では地元高校生チームが優勝し、観客はもとより、参加者、運営に大きな感動を与えた。

第2回大会ZERO3レース
第2回大会では、大分から強豪チーム代表が参加し、地元参加者とチームを組み、2連覇を狙う高校生チームを下して優勝。高校生の涙が印象的な大会となった。
商店街とタッグを組み地域経済の盛り上がりに貢献
これまでは大槌駅前をレース会場としていたが、今回は大槌町末広町商店街へ舞台を移す。標高差も大きなカーブもないコースレイアウトを予定しており、日ごろの練習成果を存分に出してくれると期待しているという。
当日は、商店街とタッグを組み、大会に合わせた出店を行い、地域経済の盛り上がりに貢献。物価高騰が続いているが、優勝賞品は引き続き岩手県産米90kgのほか、豪華入賞商品を予定している。

奥州えさし大会での開催PR
主な参加チームは、地域の企業や団体、学生だが、9月27日(土)に開催された「いす−1GP 奥州えさし大会」で強豪チームへ参加呼びかけを行った。今年も地元チームと強豪チームの熱い戦いが繰り広げられることを期待しよう。
最後まであきらめない熱い思いを持つ1チーム3名で参加
当日は、9:00~受付、10:00~開会式、10:45~予選レース、12:00~14:00に本選、15:00~閉会式が行われる。参加資格は高校生以上で、性別や国籍は不問、1チーム3名。ヘルメット・手袋・膝パット・肘パットは各チームで用意し、必ず着用して競技に参加すること。事務いすは、各チームで用意すること。スペアを含め2台まで持ち込み可能で、改造は不可。
参加費は1チーム6,000円。防具セット(ヘルメット・ひじあて・ひざあて・軍手付)3人分4,000円、いすレンタル1,000円(先着9チーム)の用意もあるので、初めての人や遠方から来る人は利用してみよう。
また、参加するには、最後まであきらめない熱い思いを持っていること、お互いに対戦相手を褒め称え最後まで応援・祝福すること、SNSやメディアへの露出についてあらかじめ承諾することも条件となっている。
参加希望者は、10月25日(土)までにISU-1GP公式サイトより申し込みを。なお、防具セットオプションの申し込みは10月18日(土)まで。

第2回大会シャンパンファイト
「いす−1GP 岩手大槌大会」に参加したり、レースを応援したり、地域の人と一緒に盛り上がってみては。
ISU-1GP公式サイト:https://isu1gp.com/event128.html
(山本えり)
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