“ナニワ”のシンボル、幸福の神様「ビリケンさん」がルアーとなって登場

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アメリカで生まれ、大阪の街で“幸運の神様”として愛され続ける「ビリケンさん」が、ついにルアーとして誕生。手がけたのは名ルアービルダーであり、deps(デプス)代表のビッグバスハンター奥村和正氏。独自のアクションとサウンドを備え、バスをはじめシーバスやクロダイなど幅広い魚種に対応する釣具としての本格的な性能はもちろん、大阪のアンテナショップでのお土産展開も視野に入れたアイテム「ビリケンルアー」がECサイトにて予約受付中だ。

幸福の神様「ビリケンさん」がルアーに

「ビリケンさん」は1908年にアメリカで生まれ、海を渡って日本にやってきた。大阪・新世界には1912年、ルナパークに登場。愛らしい姿と“幸福の神様”としての縁起から、長年にわたり街のシンボルとして親しまれてきた。


企画・デザイン・プロデュースを行う会社・イロドリップが、「ビリケン」の商標権を持つ田村駒と大阪関西万博が開催される2025年に新しいプロジェクトを検討する中、deps代表であり数々の名作ルアーを生み出してきた奥村和正氏に「何か面白いことはできないか?」と持ちかけたことで奥村氏のインスピレーションが爆発。



すぐさま木材を手削りし、プロトルアーを作成し始めたところから、「ビリケンルアー」のプロジェクトがスタートした。

釣具としての実力も高い本格仕様

「ビリケンルアー」は、そのユーモラスな見た目から“観賞用”“キワモノ”といった第一印象を持たれそうだが、ルアーとして高い性能も備えている。奥村氏による度重なるテストを経て、最終製品版では高強度・高浮力のボーン素材を採用。

テスト釣行で釣れた45cmのスモールマウス

50cmラージマウス

ルアーの性能を最大限に引き出した設計で、ブラックバス、スモールマウスバスはもちろん、シーバスやクロダイ、ナマズ、ブラウントラウト、イトウ、はたまた沖のビッグターゲットまで幅広い魚種をターゲットに見据えている。

ナマズもキャッチ


「ビリケンルアー」は、後頭部に配置された大型リップが水を噛み、水面で力強くウォブリング。追随するように、ジョイントを介した足パーツが左右に振れ、「カコッ!カコッ!」と上半身との干渉音を奏でながら引き波を立てる。


ビリケンの象徴ともいえる足の“溝”が水をかき混ぜることで、魅力的な泡を発生させ、使えばすぐさまアングラーに“幸福”を運んでくれるはずだ。


足の裏にはヒートンをねじ込める穴があり、


ブレードをつけてバド系ルアーのように使ったり、プロップをつけてスウィッシュ音を狙ったり、高い拡張性も持つ。


「ビリケンルアー」3,600円(税抜)は、deps・代表取締役の奥村和正が監修・製造。カラーは、ゴールド、シルバー、ブロンズの3色。スペックは、全長74mm(リップ込み83mm)、自重35g(フック込み)。

販売はECサイトにて、10月3日(金)より予約受付中で、発売・配送は10月中旬から下旬を予定している。

企画・商品開発を行うイロドリップ

イロドリップは、「想像を創造する」をコンセプトに、企画・デザイン・プロデュースを行うクリエイティブカンパニー。ユニークな発想を活かした商品開発や地域とのコラボレーションを数多く手掛けており、今回の「ビリケンルアー」もその一環として誕生した。


「ビリケンルアー」は、今後、ルアーマガジンより限定カラーを発売予定。ミニサイズのビリケンも開発中とのことだ。幸福の神様「ビリケンさん」のルアーをチェックしてみては。

ビリケンルアー ECサイト:https://shop.billiken-lure.jp
イロドリップ 公式サイト:https://www.irodrip.jp

※「ビリケン」は田村駒株式会社の登録商標です。本製品は正式なライセンスのもと企画・製造されています。

(熊田明日良)

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