福井県勝山市・平泉寺白山神社のすぐ隣に位置する抹茶・日本茶専門カフェ「ROKUSAI -鹿柴-」は、日本遺産「福井・勝山石がたり」とコラボレーションし、平泉寺白山神社へと続く苔むした石畳の風景からインスピレーションを得た「苔石ティラミス」の販売を開始した。
人と石との共生の歴史や文化を体感させる地
日本遺産に認定されている「福井・勝山石がたり」。越前・福井では、中世期に地方に生まれ、大量の石を用いて計画的につくられた都市が今も独特の空間を醸し出している。また、近世期の城下町では、風景に溶け込んだ美しい青色の石が天候によって街並みの色合いを変化させ、自然の力が大地を階段状につくり上げた街の中心部には石の壁が続く。
様々な形に姿を変えて時代を越えてきた石が人々を出迎える越前・福井は、日本人と石との共生の歴史や屈指の石づくり文化を体感させてくれる地だ。
地域の歴史と自然美を五感で体験できるティラミス
「苔石ティラミス」は、日本遺産「石がたり」が物語る悠久の時の流れを、福井県産の厳選素材を使用して味覚と視覚で表現した、地域の歴史と自然美を五感で体験できるティラミス。古の参拝者たちが歩いた石畳の質感、苔むした表情を、現代的なスイーツとして昇華させ、美しさと深い味わいを両立させた。
さらに、平泉寺の発掘調査で判明した、中世にくるみが食されていという歴史にちなみ、くるみを別添えで提供。自身でトッピングして楽しむことができる。
三層構造で 石畳の風合いを忠実に再現
「苔石ティラミス」は、平泉寺の石畳が持つ独特の表情を細部まで表現するため、三層構造で設計されている。
表層は、「ROKUSAI」が大切にしてきた“抹茶で苔を表現する”原点を活かし、抹茶パウダーをブレンドした仕上げに。平泉寺の石畳を覆う苔のような表情をつくっている。
中層は、黒胡麻をたっぷり練り込んだティラミスクリームが、石畳の斑模様と質感を表現。胡麻の香ばしさと深いコク、なめらかな口どけでありながらも和の趣を感じさせる独創的な味わいだ。また、ティラミスクリームの中に福井県産六条大麦のパフを入れ、食感にアクセントを加えている。
下層は、福井県産富津金時を使用したスイートポテトを土台にして、石畳を支える大地の温かみと優しい甘みを表現している。
福井県産の厳選素材を使用した「苔石ティラミス」を味わって、日本遺産「福井・勝山石がたり」が物語る悠久の時の流れを体感してみては。
■ROKUSAI -鹿柴-
住所:福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-32
営業日時:木〜日曜日 10:00〜17:00(L.O.16:30) ※12~3月は休業
Instagram:https://www.instagram.com/rokusaicafe
福井・勝山石がたり公式サイト:https://nihonisan-ishigatari.jp
(山本えり)
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