京都府船井郡京丹波町は、令和5年3月に「フードバレー構想」を策定しており、フードバレー京丹波推進協議会の会員事業者が町内の生産物を活用し開発した記念商品を製作し順次販売している。
京の美食文化を支える食の宝庫「京丹波町」
京丹波町は、京都府中央部にあたる丹波高原の由良川水系上流部に位置。8割以上を森林が占め、雄大な大自然を誇る。農作物を瑞々しく育てる「丹波霧」や、旨味を閉じ込める昼夜の寒暖差など作物が美味しく実る条件に恵まれ、“丹波ブランド”で知られる特産品を育んできた。
朝廷や幕府献上の歴史も持つ「京丹波栗」を筆頭に「黒豆」「丹波松茸」「京丹波しめじ」など、いずれも滋味に溢れる力強さが特徴。様々な京野菜をはじめ京都随一の畜産酪農地帯でもあり、まさに京の美食文化を支える“食の宝庫”だ。
2023年10月には、京丹波町のタウンプロモーション方針を発表。「GREEN GREEN」をキーワードに「まち」の枠を超え、京都、日本全国、そして世界へと「想いでつながるコミュニティ」として広がっていくことを目指している。
食を中心に地域を活性させるフードバレー構想
同町は、恵まれた風土と先人から受け継いだ農地を守りながら、「食の町」ならではのまちづくりを進めてきた。また、古くから交通の要衝として人々の往来も多く、丹波高原の豊かな自然は、人々に癒しを与え、多くのファンを作り出す魅力を有している。
「豊かな食」を生み出す基盤があり、最大の魅力であり強みである「食」を中心として、「農業」「観光」「情報」「産業」が連携を図り、町の魅力を高め、活力を生み出すことを目的に令和5年3月に「フードバレー構想」を策定した。
町内の生産物を活用した記念商品3品が登場

京丹波町合併20周年記念ロゴ
今回、京丹波町合併20周年の節目を迎えるにあたり、フードバレー京丹波推進協議会の会員事業者が町内の生産物を活用し開発した記念商品3品を製作。各事業所や道の駅などで販売するほか、町内のイベントなどでも販売する予定となっている。
創業明治36年の酒蔵「長老」の純米酒「霧波」は、京都・長老ヶ岳の麓で、こだわりの地酒を作り続けてきた酒蔵「長老」渾身の新酒。京丹波町に豊かな実りをもたらす丹波霧をイメージしている。長老山系の地下水を使用し、まろやかでフルーティーな米の旨味を感じられる味わいが特徴。
「岸本畜産」が手がける「京丹波ぎょうざ」は、ブランド豚「京丹波ぽーく」のほか、町内若手農家が生産した京丹波ラデッシュやキャベツを使用し、にんにくは入れずに1つひとつの素材の味を大切にしたぎょうざ。塩ぽんずでさっぱりと味わうのがおすすめ。
今回は、京丹波町合併20周年パッケージとして発売するとともに、ふるさと納税の商品としても出品する。発売は4月下旬を予定。
「みずほファーム」の「京丹波バターチキンカレー」は、大事に育てた鶏肉を、ヨーグルトとスパイスに漬け込んで柔らかくジューシーに仕上げた、トマトベースの濃厚なカレーソースとスパイスの香りが特徴。同社看板商品の葉酸たまごをはじめ、多彩な卵を生産するたまご屋の卵にあうバターチキンカレーだ。6月以降に発売予定。
今後発売予定の商品は、発売日が決まり次第各社の公式サイトなどで告知されるので、チェックしてみて。
京の美食文化を支える食の宝庫「京丹波町」の生産物を活用した記念商品を味わってみては。
長老HP:http://www.chourou.co.jp
岸本畜産HP:https://kyotanba-pork.jp
みずほファームHP:https://mizuhofarm.jp
(山本えり)
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