【愛知県・岐阜県】ベビーカーシェアリング「ShareBuggy」JR東海・名鉄の千種駅・尾張一宮駅・岐阜駅・犬山駅に導入

東海旅客鉄道(JR東海)、名古屋鉄道(名鉄)、Babydoorの3社は、ベビーカーの持参による負担といった、子育て世帯の鉄道利用における困りごとを解決するため、東海三県でベビーカーシェアリングサービス「ShareBuggy」を11月20日(木)に同時導入する。

“子育て世帯の外出のハードル”を大きく下げるべく、駅で借りて返せる手ぶらのお出かけをサポートしていく。

ベビーカーのシェアリングサービス

Babydoorは、2017年4月より、ハイブランド海外ベビー用品をメインに扱うベビー用品レンタル・販売サービスを提供している。

今回の導入を通して、「ベビーカーを外出先で借りて、そのまま外出先で返したい」という要望をもとに、ベビーカーの持参無しによる外出時の荷物軽減を実現し、子ども連れでも気軽に電車移動によるお出かけ等ができることを目指す。

ベビーカーのシェアリングサービス「ShareBuggy」は、ベビーカーを持ち歩かずに子ども連れで外出できるサービス。ベビーカーを必要なときに借りて、使い終わったら近くの設置場所で返却できる。

電車での移動中は抱っこひもを使い、駅に着いたら「ShareBuggy」で快適に出かけられて、子どもと過ごす時間をより自由で身軽に楽しめるのが嬉しい。

JR千種駅 1Fロータリー前

「ShareBuggy」の導入日は、11月20日(木)。導入場所・利用可能時間は、JR東海では中央本線・千種駅(24時間)、東海道本線・尾張一宮駅(5:10～0:30)、岐阜駅(4:30～0:40)。

名鉄は犬山線・犬山駅(24時間)。

いずれも「ShareBuggy」専用ポート・ベビーカーは改札外に設置される。

なお、日跨ぎでの利用も可能、カスタマーサポートの対応時間は10:00～19:00だ。

名鉄犬山駅 2Fコンコース

名鉄・犬山駅については、1年間の実証実験が予定されており、利用者の利用状況などを検証していく。

JR尾張一宮駅 1Fコンコース

ベビーカーを格納しているBoxであるレンタルポートの場所は、「ShareBuggy」アプリ上のマップから検索できる。

JR岐阜駅 1Fコンコース

なお、「ShareBuggy」アプリへの反映は11月17日(月)頃を予定している。

利用方法は、「ShareBuggy」専用アプリにてレンタルポートを開錠し、ベビーカーを利用。返却時も同様に専用アプリでレンタルポートを開錠し、ベビーカーを返却する流れだ。

貸出場所と異なるポートへの返却も可能だが、ポートに空きがある場合に限る。また、ベビーカーの事前予約は承っていない。

同アプリは、下記の「ShareBuggy」公式HPよりダウンロード可能だ。「ShareBuggy」の専用アプリは、iOS・Android両OS対応。ベビー向け周辺施設のマップ表示機能もあり、授乳室やキッズスペース等、子ども連れには便利な施設情報を届けている。施設情報は随時更新。

利用料金は、1時間220円、3時間パック550円、6時間パック880円、自動延長は220円/1時間ごと。利用開始時に利用プランを選択でき、利用時間を超えると1時間単位で自動延長となる。利用開始と返却時刻を踏まえ、専用アプリに登録したクレジットカードで決済しよう。

安全・衛生的にベビーカーを利用してもらうべく、ベビーカーは定期的にスタッフが除菌処理・清掃を行うほか、簡易清掃キットとして、ベビーカー本体に除菌シートを用意。また、専用ポートは抗菌処理を行っている。

汚れ・故障への対応については、万が一、利用開始時に汚れや故障を発見した場合は、アプリ上で報告して別のべビーカーを利用可能だ。汚損・故障したベビーカーは、清掃・修理の確認が完了するまでは利用を停止。詳細については、下記「ShareBuggy」のFAQで確認しよう。

アプリで簡単にベビーカーをレンタルでき、ベビーカーを持参せずに子連れの外出を可能に。アプリ1つで好きな場所で借りて、ポートが設置してある好きな場所に自由に返却できる「ShareBuggy」を利用してみては。

■JR千種駅設置場所
住所：愛知県名古屋市千種区内山3-24-8 1Fロータリー前

■JR尾張一宮駅設置場所
住所：愛知県一宮市栄3-1-1 1Fコンコース

■JR岐阜駅設置場所
住所：岐阜県岐阜市橋本町1-10 1Fコンコース

■名鉄犬山駅設置場所
住所：愛知県犬山市大字犬山字富士見町14 2F コンコース

「ShareBuggy」公式HP：https://sharebuggy.jp
「ShareBuggy」FAQ：https://sharebuggy.jp/faq

(さえきそうすけ)